iPhone 12のダミー筐体がケースメーカーから流出、iPhone 4ライクなデザインに回帰か
2020年の新型iPhoneと目される「iPhone 12」(仮称)の発売時期が数週間遅れる見込みであることが明かされていますが、そのiPhone 12のダミーがケースメーカーから流出し、筐体デザインがこれまでの丸みを帯びたものからiPhone 4のようなデザインに変わる可能性が明らかになっています。
New iPhone 12 dummy images offer close-up look at iPhone 4-like design, more - 9to5Mac
イスラエルのHaAppelistimというAppleファンコミュニティに、iPhoneケースメーカーから流出したダミー筐体の写真がリークされました。iPhone 12はこれまでの丸みを帯びたデザインから、より直線的でフラットなデザインとなっており、2010年に登場したiPhone 4のデザインにかなり似ていると指摘されています。
ダミー筐体はAppleがアクセサリーメーカーに新型iPhoneのサイズやデザインを伝えるために提供するもので、発売と同時に専用ケースを販売してもらうために作られたものです。実際、iPhone 12が公式発表される前の段階であるにもかかわらず、すでにケースメーカーからiPhone 12の専用ケースが販売されています。
ダミー筐体はケースメーカー向けに作成されたものであるため、すべてのデザイン変更が適用されているわけではなく、ノッチのサイズ変更などはダミー筐体では正確に再現されていない場合があるとのこと。また、背面カメラについても同様で、ダミー筐体では正確に再現する必要がないため再現されていないケースがあると9to5Macは説明しています。
これらを踏まえた上でリークされたiPhone 12のダミー筐体を見てみるとこんな感じ。上がiPhone 11 Proで、下がiPhone 12。
iPhone 12も背面はガラスですが、iPhone X以降で続いてきた丸みを帯びたデザインではなく、直線的なデザインへと変化しています。
複数のサイズバリエーション。SIMカードスロットは電源ボタンと同じ側にある模様。
iPhone 4(左)と5.4インチのiPhone 12(右)を比較するとこう。音量調節ボタンのデザインは異なるものの、直線的なデザインや側面の金属フレームなど、多くのデザイン要素が似通っています。
電源ボタンは縦長。
底面のLightningポート周りはこんな感じ。