中日・根尾昂

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○ DeNA 3 − 0 中日 ●

<7回戦・横浜>

 中日の根尾昂内野手(20)が4日、DeNA戦に「1番・右翼」でプロ入り初のスタメン出場を果たしたが、3打数無安打に終わった。8回に3番手として救援登板した濱田達郎投手(26)は4年ぶりの一軍マウンド。長打を1本浴びたものの無失点で切り抜けた。

 根尾は初回、DeNA先発・井納と対戦し、追い込まれたあとのインコース直球にバットが出ず見逃し三振。一死無走者で迎えた3回の第2打席は、高めの真っ直ぐを打たされ三飛に倒れた。0−1と1点を追う5回は二死二塁の好機。1ボール2ストライク後の直球を弾き返したが、遊撃・柴田の好守に阻まれ遊ゴロに倒れた。

 8回は相手投手が左腕の石田に代わったこともあり、代打・堂上を送られ交代。プロ初スタメンは3打数無安打1三振の成績で、初安打はお預けとなった。

 8回裏には8年目左腕の濱田達が2016年シーズン以来となる一軍登板。一死から2番・神里に右翼線を破られる二塁打を許したが、続く3番・ソトを空振り三振、4番・佐野は三ゴロに仕留めピンチ脱出。スリークォーター気味の変則フォームで1イニングを1安打1奪三振無失点に抑え、今後に期待を抱かせた。

 中日は今季5度目の完封負けで再び借金「7」。先発の福谷は6回途中3失点と力投したが、打線の援護なく今季初黒星を喫した。