あっと驚く“秘打”を放った阪神のジャスティン・ボーア。マーリンズ時代はイチロー氏とチームメイトだった【写真:Getty Images】

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ファウルゾーンから強烈な回転でフェアゾーンに戻る打球が話題に

 プロ野球は14日、5試合が行われ、阪神は6-3でヤクルトを下した。この試合の7回にジャスティン・ボーア内野手が放った“秘打”が話題となっている。当たり損ねの打球はファウルゾーンに転がるも、強烈な回転がかかりフェアゾーン内へ。内野安打となった実際のシーンをスポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが動画で公開すると「ドカベンの殿馬みたい」「G線上のアリア」など反響が寄せられている。

 ボーアの打球に、甲子園がどよめいた。7回2死、相手左腕の中澤が投じた変化球を強振。当たり損ねの打球は三塁側ファウルグラウンドへ向かったが、強烈な回転がかかり、一気にフェアゾーンに戻ってきた。不規則な打球は三塁ベース手前に絶妙に転がり、三塁手の村上はどうにもできなかった。

 予想外の内野安打に、打った本人も一塁ベースを駆け抜けて笑顔。ベンチに向かって小さく「ファイアボール」ポーズを送った。「DAZN」公式ツイッターは「好調 #ボーア 秘打披露」などとつづり、実際の動画を公開した。

 投稿に対し、ファンからは「小技もいけるんか」「軟球みたいな曲がり方」「とんでもねぇスピンかかっとるw」など反響があったほか、「秘打 G線上のアリア」「ドカベンの殿馬みたい」と人気野球漫画「ドカベン」で殿馬一人が披露した秘打と重ね合わせるコメントも。開幕直後こそ苦しんだボーアだが、打率.286、4本塁打と復調。懸命にプレーする姿勢も随所に見せ、人気が高まっているようだ。(THE ANSWER編集部)