“アウトサイドの魔術師”、味方が失敗のラボーナ弾成功で海外称賛 「なんてショーだ!」
トルコ1部カスムパシャのポルトガル代表MFクアレスマが抜群のテクニックを披露
トルコ1部カスムパシャSKのポルトガル代表MFリカルド・クアレスマが公式インスタグラムを更新。
同僚が決められなかったラボーナでのゴールをいとも簡単に成功させ、海外メディアも「なんてショーだ!」と注目している。
“アウトサイドの魔術師”の異名を取るクアレスマと言えば、2学年下のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)も認めるほどの実力者だ。過去にはバルセロナやインテル、チェルシーなどビッグクラブでもプレー。2016年の欧州選手権ではポルトガルの初優勝に貢献し、ロシア・ワールドカップでは自身初の世界大会の舞台に立った。
「簡単に見える? 習得するのにたくさん練習したからだよ」
このように綴ったインスタグラムの投稿では、同僚がコーナーフラッグ付近からラボーナでゴールを狙うも失敗。すると、スパイクを脱ぎソックス姿のクアレスマが登場して、“俺にやらせろ”とばかりにボールを要求する。軸足の裏を通し、右足でミートした“ラボーナ”シュートは、2本連続でゴールに吸い込まれ、クアレスマも歓喜の雄叫びをあげた。
スペイン紙「マルカ」は「誰かがラボーナをできるとしたら…それはクアレスマ、しかもシューズなしだ!」と見出しを打ち、「伝説的な一撃でチームメートを喜ばせた」と描写。スペイン紙「AS」は「彼が2連続で成し遂げたことは信じられない」と称え、イタリアメディア「PassioneInter.com」も「なんてショーだ!」と驚きを持って報じた。
稀代のテクニシャンは、アウトサイドのみならずラボーナも自在に操り、観る者を魅了している。(Football ZONE web編集部)