ストーリー・アクション・ゲームモード全てにこだわりが!
 - (c) 2020 MARVEL. Developed by Crystal Dynamics and Eidos Montreal. Development support provided by Nixxes. All rights reserved.

写真拡大

 マーベルの最強チーム”アベンジャーズ”が活躍する新作ゲーム「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」。現地時間24日に公開された本作の最新情報をもとに、開発スタジオ Crystal Dynamics の開発陣が、ゲームのシステムやこだわりなどを語った。

2つのミッションでアベンジャーズの物語を堪能

 本作では「ヒーローミッション」「ウォーゾーン・ミッション」の2つのモードが存在しており、それぞれアベンジャーズのヒーローにまつわる物語が展開する。「ヒーローミッション」はキャンペーン中心で、サンフランシスコで開催された祭典“A-Day”での悲劇によって解散したアベンジャーズの再起が描かれる。特定のヒーローにフォーカスしたミッションも用意されており、アイアンマンが故障したヘリキャリアを修理するといった内容などが含まれる。

 一方で「ウォーゾーン・ミッション」は、最大4人までの協力プレイが可能。クリエイティブ・ディレクターのショーン・エスケイグ氏は「『ウォーゾーン・ミッション』にもストーリー性があり、『ヒーローミッション』では見られない一面を見せたり、アベンジャーズの中心メンバーに関する知られざるエピソードが語られます」と説明している。メインストーリーが展開する「ヒーローミッション」と、各ヒーローの空白の時間を補完する「ウォーゾーン・ミッション」によって、プレイヤーはアベンジャーズの物語をじっくりと堪能することができるのだ。

ヒーローの特徴を忠実に再現したアクション

 「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」は、ヒーローたちのアクションもこだわり抜いている。コンバット・ディレクターのヴィンス・ナポリ氏が「アベンジャーズのヒーローには個性があるので、各ヒーローに合った動きの作成が難しかった」と話すように、本作では全てのヒーローに共通したアクションを採用せず、一人ひとり独自の動きを作り上げた。

 アイアンマンであれば、戦闘中にホバーリングし、周囲の敵をレーザーで倒すことができる。ハルクは、敵を掴んで地面に叩きつけたり、投げつけたりする。各ヒーローには、映画やコミックから着想を得た「ヒーローアビリティ」が存在しており、あらゆる戦闘において役に立つ技を習得することが可能だ。ブラック・ウィドウであれば電撃を放つウィドウズ・バイト、ソーであれば他のヒーローを強化させるオーディンの力のように、ファンお馴染みのアクションも繰り出せる。

海底基地や宇宙でも戦う!豊富なステージ

 アベンジャーズのメンバーは世界規模のミッションに挑むため、本作では市街地のみならず、砂漠や雪原地帯、さらには海底基地や宇宙ステーションなど、豊富な舞台が登場する。「ウォーゾーン・ミッション」を担当するフィル・セレン氏は「本作は世界規模のストーリーであることから、オープンワールド形式を採用するのではなく、ステージにも多様性をもたらしたかった」と説明。映画やコミックのように世界を股にかけた壮大なミッションが待ち受ける。

キャンペーンは序章!今後もサプライズが続々

 本作は、発売後の配信コンテンツによって新たなヒーローやストーリーが無料で追加されることが明らかになっている。 Crystal Dynamics スタジオヘッドのスコット・エイモス氏は、詳細こそ語らなかったものの「キャンペーンはあくまで序章です。アベンジャーズの中心メンバーたちの設定作りとして捉えてください。今後もキャラや悪役は増えていきますよ」と更なるサプライズを予告。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のように、ゲームでも独自の世界観を拡張していくことが期待される。(編集部・倉本拓弥)

「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」は9月4日発売 対応機種:PlayStation(R)4、Xbox One、Windows PC 価格:7,980円+税(スタンダードエディション)