香川真司は「機能し切れなかった」 3位との激突で途中交代に現地メディアも辛口評価
アルメリア戦に先発出場するも、決定機を作れずに2失点目直後に交代
サラゴサのMF香川真司は現地時間20日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第34節アルメリア戦に先発出場を果たしたものの、ゴールに絡めず後半途中に交代。
昇格を争うチームも0-2で敗れたこともあり、現地紙の評価はやや厳しいものとなっている。
3位につけるアルメリアとの直接対決で、3試合連続スタメンとなった香川はチャンスメイクとフィニッシュに絡む役割を期待されたなか、試合は前半12分に先制を許す展開。後半11分には香川にパスが渡れば、という場面ができたものの決定機とはならず。同24分にアルメリアに追加点を許すと、香川はその直後に交代を命じられた。
前節では今季3ゴール目を決めた香川だったが、今節はスペインメディア「エル・デスマルケ」で10点満点中6点の評価。「ルイス・スアレスと何度かチャンスを作ろうとしたものの、機能し切れなかった」と評されている。
また、スペイン紙「AS」の採点は3つ星満点中で星がつかない厳しいものとなっている。「彼らのサッカー面の連携において、対戦相手に対してスピードと創造力が欠けていた」とチームの攻撃が不全に陥っていたと指摘。交代策についても「消えていたブルグイと香川がピッチから去った」ともしている。
第33節ルーゴ戦では実力の一端を示した香川だが、過密日程の中での上位対決で結果を残せなかった。熾烈な昇格争いが続くなかで、コンスタントな活躍を見せられるだろうか。(Football ZONE web編集部)