孤高の天才棋士が阿修羅と化す!バイオレンス・ノワール『鬼手』8月に日本公開
阿修羅と化す孤高の天才棋士が主人公の韓国映画『鬼手』が、8月7日からシネマート新宿ほかで全国順次公開されることが明らかになった。
本作は、天涯孤独の天才囲碁棋士グィスが、姉を死に追いやった悪魔のような最強棋士ファン・ドギョンに復讐するべく、人生のすべてをかけた大決戦に身を投じるバイオレンス・ノワール。囲碁と格闘アクションを融合させるという斬新なアイデアで注目を浴びた映画『神の一手』(2014)のスタッフが再び集結し、リ・ゴン監督がメガホンを取った。
主演を務めたのは、「天国の階段」『マルチュク青春通り』などで知られるクォン・サンウ。3か月以上トレーニングを行い、体脂肪9%という驚異的な肉体改造に挑んだだけでなく、プロ棋士の指導のもと囲碁も体得して撮影に臨んだといい、「主人公グィスのように、私自身も修練を与えられた気分だった」と振り返っている。
さらに、『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』のキム・ヒウォン、『ファイ 悪魔に育てられた少年』のキム・ソンギュン、『犯罪都市』のホ・ソンテ、ドラマ「ザ・キング: 永遠の君主」で話題のウ・ドファンら多彩なキャストが名を連ねている。
6月19日には『ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ』、9月25日には『ヒットマン エージェント:ジュン』の公開が決まっており、クォン・サンウ主演映画を立て続けに日本で観ることができる年となりそうだ。(編集部・吉田唯)