今夜の金ロー『塔の上のラプンツェル』吹き替え声優を振り返り
ディズニーの名作アニメーション『塔の上のラプンツェル』(2010)が、本日1日の21時〜日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で本編ノーカット放送される。放送の前に、本作の豪華な日本語吹き替え版声優陣を振り返る。
本作は、生まれてから18年間一度も塔の外に出たことがない少女ラプンツェルの物語。魔法の長い髪を持つ彼女が、突然塔に現れた大泥棒のフリン・ライダーと共に冒険に繰り出す姿を描く。
日本語吹き替え版でヒロインのラプンツェルに声を吹き込んだのは中川翔子。歌唱パートはミュージカルなどで活躍する女優の小此木麻里が担った。ラプンツェルを演じるうえで気を付けたことについて、中川は公開当時「ラプンツェルは18歳とはいっても、女の子というよりはレディーなので、低めの声を意識していました」(シネマトゥデイインタビューより)と語っていた。
フリン・ライダー役は、テレビドラマやミュージカルなどで活躍し、『魔法にかけられて』(2007)でエドワード王子の吹き替えも行った畠中洋が担当。魔法の髪を狙って幼いラプンツェルを誘拐したゴーテル役は、元宝塚歌劇団月組トップスターの剣幸が務めた。
さらに、アニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の大原大次郎役で知られる佐山陽規が警護隊長役で参加しているほか、フックハンド役で岡田誠、ビッグノーズ役で石原慎一、ショーティー役で多田野曜平、スタビントン兄弟役で飯島肇が名を連ねている。(編集部・吉田唯)