古川雄大(写真は2016年のイベントで撮影)

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 NHKの連続テレビ小説「エール」(月〜土、総合・午前8時〜ほか)の第4週に、歌の先生・御手洗清太郎(みたらい きよたろう)役で、俳優の古川雄大(ふるかわ ゆうた)が登場する。役どころを紹介するとともに、俳優としての活躍を振り返りたい。

 窪田正孝が主演を務め、二階堂ふみがヒロインを演じる本作は、「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」などのヒット曲を生み出した作曲家・古関裕而と、歌手としても活躍した妻の金子をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の姿を映し出す。

 20日から放送される第4週「君はるか」では、将来の目標が見えない日々を送る裕一(窪田)と、歌手になることを夢見てレッスンに励む音(二階堂)の様子が描かれる。古川が演じる御手洗は、音の歌の先生であり、音楽を学ぶためドイツに留学した経験があるという。ミュージカル界の若手スターである古川にぴったりのキャラクターだ。

 古川は、1987年生まれ、長野県出身の32歳。2007年からミュージカル「テニスの王子様」で不二周助役を務め大きな注目を浴び、その後もミュージカル 「エリザベート」(ルドルフ役/トート役)、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(ロミオ役)、ミュージカル「レディ・ベス」(フェリペ役)、ミュージカル「黒執事」(セバスチャン・ミカエリス役)など数々の大作に出演してきた。

 また、映像作品でも活躍し、ドラマ「下町ロケット」や「トップナイフ−天才脳外科医の条件−」などに出演。近日公開予定の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にも出演している。

 「美しすぎる」とさえ称される端正な顔立ちとスタイル、確かな演技力をもって着実にキャリアを重ねてきた古川が、朝ドラに出演するのは今回が初めて。「エール」の御手洗清太郎役について、自身がミュージカルに出演するなかで色々な先生に歌を習ってきた経験をいかしたいと意気込んでいた。新たな挑戦を経て、今後ますます注目を浴びることになりそうだ。(編集部・小山美咲)