「エアライン新入社員の皆様へ
蒲田で会社の話は絶対にしてはいけません」

これは入社式を控えた2020年3月28日、航空会社に勤めるツイッターユーザーが投稿した内容だ。蒲田といえば羽田空港近くにある下町だが...。大体の想像はつくが、いったいどういうことなのか。


航空会社の人、気をつけて!(画像はFlickrより、siegzeon1033さん提供)

投稿者のzack(@zack_airline)さんはさらにこのように続ける、

「誰がどこで聞いているか分かりません
これで痛い目にあってる人を何人か見てきました
お気をつけて」

「中華料理屋が多いです」

Jタウンネットは30日、zackさんに投稿の意図を聞いた。

「単純に関係者がたくさんいるからです。投稿には深い理由はありませんが、誰かが痛い目に合わずにすめばいいなと思い投稿しました」

バラエティー番組「月曜から夜ふかし」(日テレ系)では、「CAに会える街」として取り上げられたこともある蒲田。京急蒲田駅から羽田空港第1・第2ターミナル駅まではわずか11分、JR、東急、京急が通る立地の良さに加え、駅直結の百貨店、アーケード商店街、飲み屋が揃っている。利便性と下町情緒を兼ね備えた街だ。

そんなこともあって蒲田には多くの航空関係者が立ち寄ったり住んでいたりするらしい。航空関係者にしてみれば「壁に耳あり障子に目あり」といった状況だ。飲み屋に入って大声で話をしていたら上司に聞かれていた...なんてこともあり得なくはないだろう。

zackさんの投稿には同業者と見られるユーザーから、

「まさにその通りですね。電車の中も、要注意です。過去に大失敗の経験あり(TT)」
「特に4月の飲食店は社員食堂状態なので激要注意ですね」
「餃子食ってビール飲んで口が軽くなってる人多いナリヨ=。小心小心」

といった声が寄せられている。

蒲田近辺に住むzackさん自身、会社の話をする航空関係者を蒲田で見かけたことがあるといい、そのような人は「中華料理屋」にいることが多いという。心当たりのある人、4月から航空会社に勤める人はくれぐれも気を付けてほしい。