新型コロナでニセモノ登場 抗菌剤「イータック」開発元が注意喚起
[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2020年3月18日放送「5up!NEWS」のコーナーでは、抗菌剤「イータック」の偽物が登場しているとのニュースを報じていました。
イータックは広島生まれの抗菌剤。新型コロナウイルスの感染拡大で品薄状態になっているそうです。そんな中、担当者の頭を悩ませているのが、ネット通販に登場した偽物の存在です。
偽物に要注意(画像はイメージ)
販売元に問い合わせても...
広島市西区にあるベンチャー企業・キャンパスメディコでは、2020年に入ってからイータック関連商品の品薄状態が続いています。
イータックは広島大学の教授らが商品化した抗菌剤の一種で、およそ10年前に特許を取得。キャンパスメディコで商標を管理しています。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて需要が増大。約2年分の注文が来ているということで、委託先の工場を増やし商品不足の解消をはかっています。
そんな中で、ある問題が起きています。
同じ抗菌効果があるとうたって、イータックの偽物がインターネットで売られているということです。ネット上に知らない商品が出回っているとのこと。
商品の紹介欄には、特許番号が無許可で記載されています。キャンパスメディコではウェブサイトなどで注意喚起し、偽物の販売元に販売とりやめの通知書を送りましたが、今のところは返答がないということです。
コロナウイルスの影響で偽物も出ていることに驚きました。
(ライター:tama35)