“丸の内のミューズ”ことヨンア

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 今から10年ほど前、抜群のプロポーションと着こなしのセンスで、働く女性たちに支持され“丸の内のミューズ”と呼ばれたのが、韓国出身モデルヨンア(34)だ。

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 日本で芸能活動を始めておよそ17年。彼女が今、大きな決断を下そうとしていた。

「周囲に“所属事務所の『オスカープロモーション』を3月中には退社する”と漏らしているそうです。同じ事務所の岡田結実さんに続いて、同時期に2人退社してしまうことになりますね」(ファッション誌関係者)

 週刊女性は1か月前に、お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右を父に持つタレント・岡田結実の退社を報じた。その理由は本格的な女優活動の実現のためだったが、ヨンアの退社理由とはいったい……。

ヨンアの「退社理由」とは

「韓国で女優として活躍していたヨンアさんは'03年末に活動拠点を日本に移しました。ファッション雑誌の『Oggi』の専属モデルをきっかけに、NHK教育の『テレビでハングル講座』のレギュラーや、シャンプーブランド『アジエンス』のCMに起用されるなど知名度が上がっていきました」(スポーツ紙記者)

 私生活では2度結婚しているが、'14年の実業家との再婚で仕事をセーブするようになった。

「彼女の夫は海外でも事業を手がけており、仕事の都合で夫婦でシンガポールに移住。出産も重なり子育てに専念することになりました。この間も雑誌モデルは続けていましたが、以前よりメディアに出る機会は減りましたね」(同・スポーツ紙記者)

 しかし'18年2月に拠点を日本に戻し、芸能活動を再開。同年5月にはモデルの経験を活かしてファッションブランド『COEL』のクリエイティブディレクターに就任するなど、徐々にかつての勢いを取り戻していた。

 そんな彼女がなぜ、今になって退社するのか。

「このままオスカーに所属して芸能活動を続けるより、自身のファッションブランドに力を入れたいという気持ちが大きくなっていったといいます。

 ヨンアさんのプロデュースするブランドには、一定の需要がありますから、今後は同世代の働きながら子育てする女性に向けて活動していくのでしょう。彼女は3月が契約更新時期ですが、今回は更新しなかったため、退社ということになったそうです」(前出・ファッション誌関係者)

 所属事務所に退社について問い合わせると、

「いま、契約更新の話し合いをしているところです」

 との回答だった。

 働く女性のカリスマとして注目を集めたヨンア。今度は、“子育て女性の星”として輝くのだろうか。