記者が体験、「コンビニキャベツ」で1ヶ月3キロ減とダイエット中の「上司の誘い」の断り方
これまでなかなかダイエットが続けられなかった方に、「必勝法」を伝えたいと思います。ココカラネクストのライターを務める筆者(40代男性)は、1ヶ月で3キロ、2ヶ月で6キロの減量に成功しました。
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主食は?
ダイエットの両輪は「食事の見直し」と「運動」であることはよく知られています。筋トレにジョギング…ガシガシ取り組めれば、確かに効果はてきめんでしょう。しかし実態として、多くのビジネスマンには「忙しい」「運動する時間があれば寝たい」という事情があるかもしれません。よってここは「食事の見直し」に軸足を置きましょう。
かつては筆者もそうでしたが、太る原因は「食べ過ぎ」にあります。一日3食、そんなに食べなければ、人はあんまり太りません。我々が生きている2020年は、そもそも美味しいものに溢れ過ぎているのです。
ラーメンだって80年代以前にはこんなにバリエーションはなかったし、これほど深夜営業していることはありませんでした。牛丼チェーン店もしかりです。欲望のままにこれらの店へと突撃するのは、一時のストレスこそ解消できるかもしれませんが、体のどこかに負担をかけ、脂質異常症に悪玉コレステロールの増加といった、血液検査での数値悪化となって表れます。
では、どうするか。食べ過ぎを抑えるために効果的なのは「コンビニキャベツ」です。細く裁断されたものが、ほとんどのコンビニかスーパーで100円で売られています。コーンやにんじんも入ったコールスローバージョンもあります。わざわざ包丁を握り、裁断するという手間をかける必要はありません。これを食事前に食べてから、「主食」に行くとしましょう。
すると、どうでしょうか。「コンビニキャベツ」1袋を食べ終えた頃には、適度な満腹感を覚え、「主食」をそんなに欲さなくなります。ご飯は1膳の半分で十分になり、「大盛り」や「おかわり」は次第に遠い昔の出来事になります。
これでは寝る前におなかがすいてしまう?
そんな方はまた、「コンビニキャベツ」を食べて下さい。十分な満腹感が得られますし、キャベツはたくさん食べても太りません。体重は日を追うごとに減少し、次の健康診断が楽しみになります。血液検査の結果、数値化されれば、体内の良化が実感できるでしょう。受験生の頃、英語や数学に集中的に取り組んだ結果、模試の結果返却が楽しみになる。あの高揚感に似ています。
グルメの方からは、「キャベツばっかり食っていたら飽きるじゃねえか。絶対に続かねえよ」というお叱りの声が聞こえてきそうです。継続させるためにも、ドレッシングを数本、用意するとしましょう。フレンチ、イタリアン、和風に中華…叙々苑ドレッシングはやや高いですが、「ラーメン一杯分」よりは全然安いです。そのへんの贅沢はご自身に許してあげてください。
ダイエット中の上司の誘いの断り方
「飲み会の誘い」もダイエット計画には立ちはだかります。サラリーマンたるもの「飲みニケ−ション」もシゴトを円滑に進める上で、欠かせないことは現実問題としてあるからです。「ダイエット中です」と断るのは、いい歳した社会人として気が引けるかもしれません。嫌でなければ、出席しましょう。しかし上司は「もっと食え」「シメのラーメン行くぞ」と圧をかけてくるかもしれません。ここで覚えておきたい万能フレーズがあります。
「健康診断で呼び出しを食らっちゃいまして」
この一言を発すれば、パワハラに敏感な現代、強要されることはほぼありません。ラーメン組には「おつかれさまでした!」と爽やかに別れを告げ、撤収するとしましょう。まともな上司なら、シメのラーメンが自身にとってもいかに毒か、理解していますでしょうから。
筆者の場合は、食事を抜いたりせず、「コンビニキャベツから」の3食を軸に食生活を見直したことで、体重や体脂肪は減り、身体も軽やかになりました。自然と「一駅歩いてみようか」「駅はエスカレーターではなく、階段を使おうか」と思考も前向きになってきます。「食事の見直し」が「運動」を促すというサイクルが生まれます。「シメのラーメン」という習慣は過去のものになり、定食屋では自然と「ご飯は半分で!」とオーダーするようになるでしょう。
1か月後、あきらめていた昔のスーツやシャツが再び、着られるようになります。食費も「100円のコンビニキャベツ」がメインになり、間食は減るので、抑えられるのが分かります。家計的にも助かり、いいことづくめです。
「いちいち皿を洗うのが嫌だ」というものぐさなアナタには、これまたコンビニで「使い捨て紙ボウル」を購入すれば、イージーに取り組めて長続きします。だって、キャベツは毎日食べても、本当に美味しいのですから!
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
[文/構成:ココカラネクスト編集部]