羽生結弦とファンを中傷 DJツイートで鎌倉エフエム謝罪...番組降板、放送も中止に
神奈川県鎌倉市のコミュニティFM「鎌倉エフエム」は2020年2月25日、フィギュアスケートの羽生結弦選手やファンに対し、不適切な書き込みをしたとして、放送番組のパーソナリティー2人を降板させ、番組を中止すると発表した。
鎌倉市議も問題視
鎌倉エフエムは発表で、「33 ゴンパパのミュージック・バラエティー」のパーソナリティー2人によるツイッターでの投稿が、「リスナーをはじめ多くの方々に不愉快な思いをさせた」として、「大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
具体的な内容には触れていないが、同社の須藤一郎社長は25日、J-CASTニュースの取材に、羽生選手に言及した書き込みが問題だったという。
この2人をめぐっては、羽生選手やファンに対する誹謗中傷ともとれる書き込みが拡散し、物議をかもしていた。複数の鎌倉市議もツイッターなどで問題視する姿勢を示し、鎌倉エフエムの株主である鎌倉市に見解を質す動きもあった。
鎌倉エフエムは「パーソナリティー個人のTwitterによる発信とは言え、公共性の高いエフエム放送局として、到底容認できるものではありません」とし、2人の降板および番組の中止を決めた。