当初はセビージャ、そして今はナポリからの関心が伝えられている、1.FSVマインツ05のジャン=フィリッペ・マテタ。しかしながら競技部門で役員を務めるルーヴェン・シュレーダー氏は、kickerに対して今冬の売却については考えにないことを強調した。

 仏紙レ・キップによれば、すでに両クラブの間では移籍交渉に入っているとも報じられたが、「ナポリと直接のコンタクトはとっていない」とシュレーダー氏は一蹴。「確かにいくつかのクラブからの関心は知っているが、しかしマテタはうちと長期契約を結んでおり、市場に売りにだされているわけではないことは強調しておく。彼は残るよ」と、言葉を続けた。

 昨季にブンデスリーガ14得点をマークした22才のFWは、前半戦では半月板の手術によりほぼ全休を余儀なくされ、3試合のみの途中出場に終始。しかしながら年明けから2試合で先発を務め、「前半戦では彼の復帰を待ちわびていたんだ。当然非常に重要なFWだよ、後半戦を闘う上でね」と、シュレーダー氏は語った。