フィテッセ入団の際には自らのクオリティーを証明すると意気込んでいた本田だが、恩師の退陣もあり、1か月半で退団。 (C) Getty Images

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 昨年11月にオランダ1部エールディビジのフィテッセに入団後、わずか1か月半で退団し、再び新天地を探していると見られる本田圭佑に、ブラジル1部ボタフォゴがオファーを打診しているようだ。

 米スポーツチャンネル『Fox Sports』ブラジル版は、定例記者会見に登場したアウベルト・バレンティン監督が「クラブがオファーを出したことは把握している」と発言したと報じている。

「交渉ごとについて私がすべて把握しているわけではないので、どこまで進んでいるのかは分からない。だが、クラブの取締役会が提案し、私もそれを受け入れた。日本代表の経験もある、クオリティーの高いプレーヤーだ。経験豊富な年齢であり、日本人の場合は優れた教養と規律のなかで育っている。クラブにとっては願ってもない”補強”になるだろう」

 ただ、バレンティン監督の称賛に対し、本田本人はまだヨーロッパでの新天地探しを続けているとも報じられており、クラブ側も選手の離脱などで慌ただしくなっており、すぐに契約がまとまるという段階ではないようだとも伝えている。

 果たして、本田の新天地はブラジルになるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部