フラメンゴで活躍するMFレイニエル・ジェズス【写真:Getty Images】

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レアルがまたも10代ブラジル人の獲得を画策、フラメンゴのMFレイニエルに白羽の矢

 1月から解禁となる今冬の移籍市場でも、ブラジル人若手選手の青田買いに注目が集まりそうだ。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、レアル・マドリードがフラメンゴの17歳新鋭MFレイニエル・ジェズスにオファーを出したと伝えている。

 レアル・マドリードは2018年夏にブラジル代表FWヴィニシウスを、2019年夏にはブラジル代表FWロドリゴを獲得。立て続けに10代のブラジル出身選手を獲得している。そして、今冬の移籍市場でも有望なブラジル人若手選手に触手を伸ばしているようだ。

 今季にコパ・リベルタドーレスを制したフラメンゴに所属する攻撃的なMFで、U-23ブラジル代表にも名を連ねる17歳のレイニエル・ジェズスにレアルはオファーをしたという。

 レイニエルとフラメンゴは、最近になって2024年までの新しい契約を結び直したが、その際に移籍金が7000万ユーロ(約86億円)から3500万ユーロ(約43億円)と半額に引き下げられている。

 これはヨーロッパ進出を狙うレイニエル側の主張が認められた形で、近いうちに移籍をするものと見られていた。また、レイニエルは1月19日で18歳となるが、国外移籍が可能な年齢になると同時に獲得を狙うレアルはフラメンゴにオファーを出したという。

19歳FWにブンデスリーガの2クラブがオファー サンパウロは移籍金の釣り上げを狙う

「グローボ・エスポルチ」は、同記事でもう1人の若手選手についても伝えている。

 サンパウロのU-23ブラジル代表FWアントニー・マテウスに対して、ドルトムントとザルツブルクがオファーを出したという。現在19歳の若手選手に1500万ユーロ(約18億3000万円)を用意したと言われているが、サンパウロはこのオファーを拒否したと報じている。アントニーに関しては、他にも興味を持っているクラブが多数あるようで、サンパウロは移籍金の釣り上げを狙っているようだ。

 いつの時代も若き才能の宝庫となっているブラジルだが、今冬の移籍市場においても才能あふれる若手選手が中心となりそうだ。(Football ZONE web編集部)