奥田民生が語る 上京前に感じた将来の不安とは
奥田民生さんが、12月5日(木)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長が用意した、リスナーから届いた質問に答えました。その後編。
●前編はこちら https://tfm-plus.gsj.mobi/news/Hsd2VxyIIU.html
●中編はこちら https://tfm-plus.gsj.mobi/news/k8dB56a354.html
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/8/181dc_1530_f48761a20af284c70177323cb2d63dbd.jpg)
――リスナーから届いた質問
【この間、ユニコーンのライブに行きました。川西さんからバチをもらいました。とても嬉しかったです。大きくなったら、川西さんや民生ちゃんみたいな大人になりたいです。どうしたらなれますか?(8歳・男の子)】
奥田:8歳?! もう若いとかいうレベルじゃないじゃん(笑)。一桁……。
とーやま校長:8年前は、46歳ですか?
奥田:46歳のときに生まれた……こないだじゃん。
とーやま校長:“川西さんや民生ちゃんみたいな……”(笑)。
奥田:おい! 何で俺だけ“ちゃん”付け……(笑)。
とーやま校長:(笑)。“どうしたらなれますか?”ということですが。
奥田:えぇっとね(笑)……8歳だからね、何とでもなるね。やっぱ、30超えて言い出すヤツよりは、確率高いもん。
とーやま校長:(笑)。今、こんなことをしといたらいいよ、とかありますか?
奥田:バチをもらったんだから、ドラムをやってよ。まぁ、スティックね。たぶん、1本しかもらってないと思うけど(笑)。ギターを弾くでもいいし、俺らを見てくれたんだったら、真似してみてよ。
【僕はよく中途半端と言われます。好きなことはいろいろあるけど、本気で向き合うこともできずなかなか挑戦できません。どうすれば中途半端な自分を変えられるか教えてください。(18歳・男性)】
奥田:“中途半端”って、そんなことをよく言われるの?! 行動力に乏しいってこと?
とーやま校長:そうなんですかね? 思ってはいるけど、できない。
奥田:そうだね。だから、行動力のあるヤツと一緒にいりゃいいんだけどね、本当は。それだけでもだいぶ違うから。
とーやま校長:たしかに!
奥田:自分でやらなくていいのよ、苦手なことは。
とーやま校長:はい。
奥田:それは誰かにやってもらえばいい、っていう考え方もあるんで。そういう意味でも、いわゆるバンドみたいなものはいいと思うんですよね。
とーやま校長:僕はこれを読んだときに、『明日はどうだ』の歌詞「左か右かは何ひとつしらん」……とりあえず、行ってみたらいいんじゃない? というのが、パッと浮かびました。というのは、どうでしょう?
奥田:い、いいよ(笑)。いいと思います。
とーやま校長:ありがとうございます(笑)。
【10代のころは「20代なんて遠い未来の話だ」と思っていたのですが、気づけば20歳になっていました。しかし、何かが特に変わるわけでもなく日々を生きています。20歳になっても10代のころと変わらず単調な日々を生きていて、「果たしてこれでいいのだろうか」と思うことがあります。劇的な変化、刺激的な日々が欲しい。でもそのために何をすればいいのかわからないし、現状が嫌なわけでもないし。考えれば考えるほど、わからなくなってしまいます。民生先生は、20代のころにこういう不安に襲われたことはありましたか。また将来の不安について、どのように乗り越えてきましたか?(20歳・男性)】
とーやま校長:20代のころに、将来の不安ってあったんですか?
奥田:俺は20歳になったときは広島にまだいて……でもユニコーンは始まっていたかもしれないですね。バンド活動もしていて、専門学校に行ってたし……(質問者と)似たような感じだと思うんですよ。「東京に行ってデビューするんだ」っていう、こう……野望もそんなに無かったしね。でもあれよあれよというか、いつの間にかこんなことになって今に至る……って、一気に端折ってしまいましたけど(笑)。
とーやま校長:(笑)。
奥田:でも端折れるくらい、そのまま来ているんですよ。だから、「不安だな……」って思う前に、こうなった的なところもあるし。もちろん東京に出て行くときには、「通用するのかしら?」っていうね。「東京には、すごい人がいっぱいおるんじゃないか」……みたいな不安は、ちょっとはありましたよ。だけど、そんなこと言ってもやるしかないんで、やってたんですけれども……。
とーやま校長:はい。
奥田:でもこの人は、そのままいっても楽しいのかもしれないし。何か劇的に、その……変わるもんでもないからね。世の中……うん。宝くじくらいでしょ(笑)。
とーやま校長:(笑)。だから、別にそこまで求める必要もないし。
奥田:時々そういう気持ちになるのは、しょうがないんじゃないの?
とーやま校長:うん……例えばこの質問に対して、ご自身の曲で贈れるものはありますか?「オマエはこれを聴いとけ!」みたいな。
奥田:う〜ん……何だ? うーーーん……あっ!『愛する人よ』……ぐらいかな?
とーやま校長:うぉっ!「簡単簡単ベリーグー/昔の夢は一応スター あんまり上手じゃないマイウェイ 一度宝くじ当たった」……!! でた(笑)。
奥田:おお! 素晴らしいわ(笑)。俺の頭の中のキャパは少ないなぁ(笑)。
とーやま校長:(笑)。「まわりのみんなにおごった」……おごってますよ!
奥田:おごってください! 宝くじを買え!!
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/e/ce40b_1530_c3ba295bda1f83b87339dcb1789818a7.jpg)
最後には、とーやま校長からの依頼で、『人の息子』を弾き語りで披露した奥田さん。当時、受験生のために作られたというこの曲を、中3、高1のころに聴いたと話す校長もアコースティックギターで参加しました。奥田さんは、「この部屋で大声を出しちゃいけないんだぞ」と言いつつ、全国の受験生に向けて歌い上げました。
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【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7116
聴取期限 2019年12月13日(金)AM 4:59 まで
スマートフォンでは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/
※放送エリア外の方は、プレミアム会員に登録の上ご利用ください。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55・金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/
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――リスナーから届いた質問
【この間、ユニコーンのライブに行きました。川西さんからバチをもらいました。とても嬉しかったです。大きくなったら、川西さんや民生ちゃんみたいな大人になりたいです。どうしたらなれますか?(8歳・男の子)】
奥田:8歳?! もう若いとかいうレベルじゃないじゃん(笑)。一桁……。
とーやま校長:8年前は、46歳ですか?
奥田:46歳のときに生まれた……こないだじゃん。
とーやま校長:“川西さんや民生ちゃんみたいな……”(笑)。
奥田:おい! 何で俺だけ“ちゃん”付け……(笑)。
とーやま校長:(笑)。“どうしたらなれますか?”ということですが。
奥田:えぇっとね(笑)……8歳だからね、何とでもなるね。やっぱ、30超えて言い出すヤツよりは、確率高いもん。
とーやま校長:(笑)。今、こんなことをしといたらいいよ、とかありますか?
奥田:バチをもらったんだから、ドラムをやってよ。まぁ、スティックね。たぶん、1本しかもらってないと思うけど(笑)。ギターを弾くでもいいし、俺らを見てくれたんだったら、真似してみてよ。
【僕はよく中途半端と言われます。好きなことはいろいろあるけど、本気で向き合うこともできずなかなか挑戦できません。どうすれば中途半端な自分を変えられるか教えてください。(18歳・男性)】
奥田:“中途半端”って、そんなことをよく言われるの?! 行動力に乏しいってこと?
とーやま校長:そうなんですかね? 思ってはいるけど、できない。
奥田:そうだね。だから、行動力のあるヤツと一緒にいりゃいいんだけどね、本当は。それだけでもだいぶ違うから。
とーやま校長:たしかに!
奥田:自分でやらなくていいのよ、苦手なことは。
とーやま校長:はい。
奥田:それは誰かにやってもらえばいい、っていう考え方もあるんで。そういう意味でも、いわゆるバンドみたいなものはいいと思うんですよね。
とーやま校長:僕はこれを読んだときに、『明日はどうだ』の歌詞「左か右かは何ひとつしらん」……とりあえず、行ってみたらいいんじゃない? というのが、パッと浮かびました。というのは、どうでしょう?
奥田:い、いいよ(笑)。いいと思います。
とーやま校長:ありがとうございます(笑)。
【10代のころは「20代なんて遠い未来の話だ」と思っていたのですが、気づけば20歳になっていました。しかし、何かが特に変わるわけでもなく日々を生きています。20歳になっても10代のころと変わらず単調な日々を生きていて、「果たしてこれでいいのだろうか」と思うことがあります。劇的な変化、刺激的な日々が欲しい。でもそのために何をすればいいのかわからないし、現状が嫌なわけでもないし。考えれば考えるほど、わからなくなってしまいます。民生先生は、20代のころにこういう不安に襲われたことはありましたか。また将来の不安について、どのように乗り越えてきましたか?(20歳・男性)】
とーやま校長:20代のころに、将来の不安ってあったんですか?
奥田:俺は20歳になったときは広島にまだいて……でもユニコーンは始まっていたかもしれないですね。バンド活動もしていて、専門学校に行ってたし……(質問者と)似たような感じだと思うんですよ。「東京に行ってデビューするんだ」っていう、こう……野望もそんなに無かったしね。でもあれよあれよというか、いつの間にかこんなことになって今に至る……って、一気に端折ってしまいましたけど(笑)。
とーやま校長:(笑)。
奥田:でも端折れるくらい、そのまま来ているんですよ。だから、「不安だな……」って思う前に、こうなった的なところもあるし。もちろん東京に出て行くときには、「通用するのかしら?」っていうね。「東京には、すごい人がいっぱいおるんじゃないか」……みたいな不安は、ちょっとはありましたよ。だけど、そんなこと言ってもやるしかないんで、やってたんですけれども……。
とーやま校長:はい。
奥田:でもこの人は、そのままいっても楽しいのかもしれないし。何か劇的に、その……変わるもんでもないからね。世の中……うん。宝くじくらいでしょ(笑)。
とーやま校長:(笑)。だから、別にそこまで求める必要もないし。
奥田:時々そういう気持ちになるのは、しょうがないんじゃないの?
とーやま校長:うん……例えばこの質問に対して、ご自身の曲で贈れるものはありますか?「オマエはこれを聴いとけ!」みたいな。
奥田:う〜ん……何だ? うーーーん……あっ!『愛する人よ』……ぐらいかな?
とーやま校長:うぉっ!「簡単簡単ベリーグー/昔の夢は一応スター あんまり上手じゃないマイウェイ 一度宝くじ当たった」……!! でた(笑)。
奥田:おお! 素晴らしいわ(笑)。俺の頭の中のキャパは少ないなぁ(笑)。
とーやま校長:(笑)。「まわりのみんなにおごった」……おごってますよ!
奥田:おごってください! 宝くじを買え!!
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/e/ce40b_1530_c3ba295bda1f83b87339dcb1789818a7.jpg)
最後には、とーやま校長からの依頼で、『人の息子』を弾き語りで披露した奥田さん。当時、受験生のために作られたというこの曲を、中3、高1のころに聴いたと話す校長もアコースティックギターで参加しました。奥田さんは、「この部屋で大声を出しちゃいけないんだぞ」と言いつつ、全国の受験生に向けて歌い上げました。
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【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7116
聴取期限 2019年12月13日(金)AM 4:59 まで
スマートフォンでは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/
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番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55・金曜 22:00〜22:55
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