メッシの受賞に異論 セネガル代表MFが主張「もしブラジル、欧州出身だったら…」
メッシのバロンドール受賞に異論を唱えたセネガル代表MFクヤテ、同胞FWマネに言及
クリスタル・パレスのセネガル代表MFシェイク・クヤテはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが歴代最多6度目の受賞を果たした今季のバロンドールの投票結果に納得がいっていないようだ。
英紙「デイリー・ミラー」によれば、リバプールに所属する同胞のFWサディオ・マネこそがふさわしいと主張していたという。
マネは2019年にクラブと代表で計54得点をマークするなど傑出したパフォーマンスを披露。リバプールでは22得点を決めてプレミリーグで初の得点王を獲得。セネガル代表としてもアフリカ・ネーションズカップ準優勝に貢献した。
バロンドールの投票でマネはメッシ、リバプールで同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ4位となった。この結果に対し、同胞のクヤテは「僕にとってバロンドールはサディオ・マネのものだ。疑いの余地はない」と投票結果に異論を唱えている。
「聞いてくれ。もしもサディオがブラジル、あるいは欧州出身だったら間違いなく受賞していた」
クヤテは同じセネガル人として贔屓目で見ているわけではないと前置きしたうえで、「振り返って、彼がクラブと代表で成し遂げたことを見れば、彼よりも優れた選手は1人もいなかった」と主張。マネこそがバロンドールにふさわしい選手だったとの持論を展開していた。(Football ZONE web編集部)