リゴンドー(左)とネリ【写真:Getty Images】

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トップランクと契約し来季は米国に本格上陸、対戦するのは誰?

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム決勝は7日、WBA・IBF王者の井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。WBSS制覇を見事に果たした。トップランク社と契約し、来年2試合米国で戦う予定のモンスターに対し、米メディアはスーパーバンタム級のレジェンドで五輪連覇王者、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)か問題児ルイス・ネリ(メキシコ)とのメガマッチ実現を熱望している。

「ナオヤ・イノウエは依然として118ポンドのモンスターだ。リゴンドー、ネリとの戦いを想像してもいいのか」と見出しで特集したのは米紙「エル・ヌエボ・ヘラルド」だった。

 WBSS頂上決戦でドネアとの死闘を制した井上。大会の成功とともにバンタム級に世界的な注目をもたらした存在として注目されている。

「WBSSがこの階級を俎上に載せ、世界のスポットライトを浴びることになった。そして、誰もが疑問の余地なきNo.1イノウエを話題にしている。ルイス“パンテラ”ネリと、リゴンドーと対戦するリングに上がるのか、と」

 記事ではこう伝えている。2000年シドニー五輪と04年アテネ五輪で金メダルを勝ち取ったリゴンドー。“ジャッカル”の異名で知られる39歳のレジェンドはプロとしてはスーパーバンタム級を主戦場としていたが、井上のスーパー王者昇格で空座となったWBAバンタム級王者決定戦(12月3日)への出場が決まった。

リゴンドーは井上に挑戦状、ネリも常々対戦を熱望

 リゴンドーは井上との対戦を熱望し、「それこそが私がバンタム級にいる理由」と挑戦状を叩きつけて話題になったばかりだ。

 一方、山中慎介との2度のタイトルマッチでドーピング違反と大幅な体重超過というスキャンダルを起こした悪童ネリも常々、井上との対戦希望を公言している。

 適正階級と自認するバンタム級戦線にしばし留まる意向を明かしているモンスター。リゴンドーか、ネリとのビッグマッチは果たして実現するのか。

 WBSSは閉幕を迎えたが、モンスターの存在がさらにバンタム級戦線を活性化させそうだ。(THE ANSWER編集部)