「首里城」復元、漆器職人の育成待ったなし
政府は復元に全力を挙げる方針を表明したが、装飾に携わる伝統工芸職人の人材不足は深刻だ。琉球王朝時代に海外からの賓客をもてなした漆器もそのひとつ。琉球漆器事業協同組合前理事長の上原昭男さんは「首里城復元は職人の育成を同時並行で進めなければ…」と話す。
沖縄県は2日、ふるさと納税サイトなどで寄付金の募集を始めた。地震で損壊した熊本城の修復には、9月末までに41億円の寄付金が寄せられている。首里城復元も支援の輪が広がるといい。
文化遺産を守るのは、火災警報器やスプリンクラーだけではない。郷土への揺るぎない愛着と誇りが必要だ。「なんくるないさー」の心意気で、一日も早く首里城をよみがえらせたい。

