安倍首相の祝福メッセージ=台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処提供

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(東京中央社)中華民国(台湾)の建国記念日、双十国慶節(10月10日)を祝うレセプションが4日、台北駐大阪経済文化弁事処(総領事館に相当)福岡分処の主催で福岡市内で開かれた。九州、山口方面に住む日本人や華僑約650人が参加したほか、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相からも祝福メッセージが寄せられた。

安倍氏は「レセプションが盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます」、麻生氏は「両国の友好が更に深まりますよう」などとつづり、中華民国建国108年を祝った。

同処の陳忠正処長はあいさつで、民主主義や自由を守り、香港の民主化を支持する台湾の立場を伝えたほか、経済、社会、文化などに関する蔡英文政権の取り組みの成果を報告。また、九州、山口の各界がともに投資、教育、スポーツなど多分野における台日間の密接な交流、協力を進め、双方の友好を深化させたとして感謝した。

祝賀会は同処のほかにも、東京の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)で8日、横浜の同処横浜分処で7日に開催される予定。

(楊明珠/編集:塚越西穂)