この笑顔が一瞬ひきつってしまう場面が生まれた(撮影:村上航)

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何気ない会話や質問に対する回答がウィットに富んでいて、会見を開けば日本のみならず海外記者をも爆笑させた“渋野節”。帰国してからも、毎日のように新たなシブコ語録を生み出している。「デサントレディース東海クラシック」でもその“切れ味”が衰えることはない。
やっぱりこの騒ぎ… フィーバーは冷めません【写真】
2日目には、渋野日向子が肝を冷やす場面があった。前半9番パー4で放ったティショットは左に逸れると、ロープ外で観戦していた男性ギャラリーに直撃。スタッフから「背中に当たった」という旨が伝えられた。
神妙な面持ちでセカンド地点に向かい、フェアウェイに戻すだけというショットを打ち終えると、すぐにキャディバックからボールを取り出し、その男性のもとに駆け寄った。「『大丈夫』と言ってもらえて、安心しました…」。ホッと胸をなでおろし、手に持っていたサインボールを渡して謝罪した。
その男性はとても嬉しそうな表情で、「頑張ってね」とエール。周りで見ていた人からは拍手が起こった。「かなりの“殺人ボール”を打ったのに、怒りもせず…本当に申し訳なかったです」。渋野は「サインボールなんて渡してもどうにもならないですけど」と話したが、手渡した時には『お〜』と“うらやましそう”という風にも聞こえる歓声がコースに響いた。
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