「まだ移籍するかもしれない」プレミアリーグの7名
すでに新たな選手の獲得が締め切られており、スタッドの構成が固まっているプレミアリーグ。
しかし一方他のリーグについては9月2日まで選手登録が可能であるため、プレミアリーグから外へと去っていくことはできる。
まだ今夏プレミアリーグのクラブを退団する可能性がある7名のスター選手とは?
デヤン・ロヴレン(リヴァプール)
興味を持っているチーム:ローマ
自称「世界最高DF」は負傷の問題もあって完全にポジションを奪われてしまい、リヴァプールでは4番手になってしまった。さらに若きキ・ヤナ・フーフェルも台頭しつつある。
現在はローマへの移籍が噂されていたが、最初の会談は条件面がまとまらずに終了したという。彼が受け入れた年俸のオファーは300万ユーロ(およそ3.5億円)。リヴァプールは移籍金2300万ポンド(およそ33.5億円)のオファーを蹴ったとも。
アレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)
興味を持っているチーム:インテル、ローマ
コパ・アメリカで復活の兆しを見せたサンチェス。印象的なプレーをしたことでマンチェスター・ユナイテッドでの立場も高まるかと思われたが、アルゼンチン戦で負傷してまた離脱…。
スールシャール監督はすでに彼への忍耐を失っているように見えるし、メイソン・グリーンウッドの台頭によって必要性も少なくなってしまった。インテルやローマなどへのローン移籍が噂されている。
ティエムエ・バカヨコ(チェルシー)
興味を持っているチーム:モナコ、PSG
今季チェルシーの監督に就任したフランク・ランパード氏は、プレシーズンでティエムエ・バカヨコとダニー・ドリンクウォーターに最後のチャンスを与えた。しかし、彼らが戦力的に必要ないと再確認されるまで時間はかからなかった。
すでにドリンクウォーターはバーンリーに流されており、バカヨコも退団が近づいている。フランス・リーグアンの古巣モナコやPSGに貸し出される可能性が高いという。
ダヴィデ・ザッパコスタ(チェルシー)
興味を持っているチーム:ローマ、ラツィオ
チェルシーにはまだまだ放出されてもおかしくない選手がいるが、このリストには二人のみの選出とした。ザッパコスタはどういうわけかチェルシーで3シーズン目を迎え、イタリア代表でもプレーしている。
ただセサル・アスピリクエタが右サイドバックとして重要な存在になっており、リース・ジェームズもいるわけで、ザッパコスタをこれ以上キープする必要性は高くない。ローマとラツィオからいい条件のオファーがあると言われる。
イスラム・スリマニ(レスター・シティ)
興味を持っているチーム:スポルティング
彼はまだレスター・シティにいる。3年前、岡崎慎司やウジョアをアップデートするために2800万ポンド(およそ40.7億円)で獲得されたが、驚くほどにフィットしなかった。
レスターでは計13ゴールを決めているもののほとんど記憶に残っておらず、ニューカッスルに貸し出されたことも覚えられていないだろう。アドリアン・シウヴァとともに、古巣スポルティングへの移籍が噂されている。
ムハンマド・アル・ナーニー(アーセナル)
興味を持っているチーム:ガラタサライ
ムスタフィかアル・ナーニーか。おそらく今夏整理される対象になるのは後者であろう。彼はニューカッスルとの開幕戦でベンチに入れなかったし、ホームグロウン制度を考えてもチーム構成上有利な状況にない。
もしムスタフィを売却するとなればかなり大変であり、移籍金も大きな額を要求せねばならない。しかしアル・ナーニーに対してはそれほどではなく、実際にガラタサライからオファーがあるという。
クリスティアン・エリクセン(トッテナム)
興味を持っているチーム:ユヴェントス、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリー
トッテナムはすでにジョバニ・ロ・セルソを獲得したわけだが、エリクセンはアストン・ヴィラとの開幕戦で彼の重要性を証明してみせた。
しかし状況は変わらない。彼の契約は今季が最終年度であり、移籍金に換えようと思うならば売却しなければならない。多くのクラブが彼とリンクしており、マーケット最終日に何かが起こるかもしれない。