2019年2月に発行された「天体シリーズ 第2集」ですが、9月末を持って郵便局から姿を消すことが決定しています。


天体シリーズ 第2集は、切手として利用可能な惑星や星団など10天体が、ホログラム仕様で1シートになっている特殊切手。この天体シリーズの様な一部の特殊切手は通常の”のり”タイプの切手とは異なる”シール”タイプとなっており、水分がなくても貼付することができるといった扱いやすい切手として編集部でも重宝しています。


■消費税増税に伴い既存切手が販売終了

9月末をもって姿を消す切手は、天体シリーズ 第2集だけではなく、既存の切手の多くが消費税増税による価格変更に伴うもの。


日本郵便のコールセンターに確認を取ったところ、「現在発売されている切手で、価格変更に影響がある切手は全て販売終了となります。9月30日までは通常販売しますが、10月1日からは新しい切手が発行されます」「既存切手は、不足分の金額を追加することで通常利用が可能です」とのこと。


一般的な手紙の料金は82円ですが、10月1日から84円に変更されることで、天体シリーズの様な82円切手が姿を消すということですね。また、特殊切手を新価格で再発行する予定もないようなので、郵便局では在庫と9月末までの販売期間を残す限りとなります。


■ネットショップでも取り扱い終了

郵便局のネットショップでも9月30日を持って取り扱い終了が決定しています。よって、10月1日以降に既存の特殊切手を入手できるのは、チケットショップや切手専門店だけになるかもしれません。デザインによっては付加価値が付き、入手しづらくなる可能性もあるので、今のうちに好みの切手はチェックした方が良さそうです。


なお、来年には天体シリーズ 第3集の発行が予定されています。次の切手に選ばれる天体が何になるのか、そちらも楽しみですね。