なかなか波に乗れない神戸 photo/Getty Images

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アンドレス・イニエスタダビド・ビジャとワールドクラスの2人がピッチに立っているのだが、ヴィッセル神戸がまた負けてしまった。こう取り上げたのはスペイン『MARCA』だ。スペイン代表の中心としてEUROやワールドカップを制してきたレジェンド2人を抱えていながら、なぜ神戸が勝てないのか同メディアは不思議なのだろう。

神戸は今節の湘南ベルマーレ戦を1-3で落としてしまい、これでリーグ戦の黒星の数は10に達した。順位は15位へと落ち、降格圏も目前だ。リーグ制覇、最低でもアジアチャンピオンズリーグ出場権獲得との目標は遠いものとなりつつある。

イニエスタとビジャが先発しながら、敗北を回避するには不十分だった」と同メディアは伝えており、神戸は苦しい戦いが続いている。指揮官にトルステン・フィンクを迎え、改善されている部分もある。しかし、完全に立ち直るにはもう少し時間が必要なのだろう。

神戸は20日に横浜F・マリノスと戦い、その後日本へやってくるバルセロナを迎えることになっている。このスペシャルマッチはスペインでも注目されるはずで、イニエスタとビジャが所属しているチームの状況を気にしていることだろう。万全の状態ではないが、神戸はバルセロナ相手に意地を見せられるのか。