古宮・朝鮮王陵の年間訪問客1500万人達成目指す 韓国政府が戦略
![景福宮(資料写真)=(聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/1/c1aec_1607_125af9bc_2bf8b5cf-m.jpg)
古宮と朝鮮王陵の年間訪問客は2016年に過去最高の約1300万人を記録後、減少したが、今年上半期(1〜6月)に増加傾向を示した。上半期の訪問客数は古宮が520万人、朝鮮王陵が120万人だった。
現在、復元作業が進められている景福宮では再築当時(朝鮮王朝時代後期)あった500棟を超える建築物の41%に当たる205棟を2045年までに復元する。徳寿宮で2039年までに、社稷壇で2027年までにそれぞれ建築物の復元が行われる。先端技術のBMIを利用して部材を管理し、復元現場を観覧客に公開する。
朝鮮王陵は総合整備計画を改めて策定し、段階別に履行する。
また、活用計画の中では、殿閣開放の拡大が注目される。昌徳宮の熙政堂、徳寿宮の即祚堂に続き来年は景福宮の興福殿が正式に開放される。一般公開されていない朝鮮王陵2基のうち、ソウル郊外の京畿道・楊州の温陵は年内に開放される。