楽天モバイル、「DMM Mobile」「DMM光」を買収。買収額は約23億円

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楽天モバイルは、DMM.comが運営するMVNO「DMM Mobile」(約24万回線)と光インターネットサービス「DMM光」(約2万回線)を9月1日付けで承継すると発表しました。買収額は約23億円です。

楽天モバイル2019年10月に自前で設備を持つモバイル通信キャリア(MNO)事業を展開予定。サービス開始を前にして、回線規模をさらに拡大することになります。

楽天モバイルでは全国に500店舗の直営店を展開し、MVNOの契約数は180万回線に上ります(5月末時点)。DMM mobileの約24万回線(6月30日時点)を統合すると、買収により楽天モバイルのMVNO契約数は200万回線を超えることになります。

DMM mobileは9月1日より楽天モバイルの運営に代わりますが、ブランドは当面の措置として「DMM mobile」のまま継続するとしています。 ただし、9月1日以降は楽天ポイントが利用できるようになる見込みです。

楽天は過去にも旧FREETELのMVNO事業を買収し、楽天モバイルへの統合をして規模を拡大した経緯があります。DMM mobileについても「将来的には楽天のサービスをご利用いただけるような環境を整えることを検討している」(楽天モバイル広報)と説明しています。

この記事はEngadget 日本版からの転載です。