中国は6月5日、初となる海上プラットフォームからの「長征11号」ロケットの打ち上げに成功しました。


今回黄海の海上プラットフォームから打ち上げられた長征11号ロケットは、全長が21メートル。同ロケットは今回が7回目の打ち上げで、運用は2015年から始まっています。


このように海上からロケットを打ち上げたのは、アメリカとロシアに続く3カ国目となります。また、このような方式は射場を赤道近くに設置できるので、より打ち上げの際の燃料を節約で着るといったメリットがあります。


そしてロケットには、技術実証を目的とした2基の人工衛星と、5基の小型人工衛星が搭載されていました。これらの人工衛星も、予定通りの軌道へと投入されています。


Image: CCTV
■China Aces Its 1st Rocket Launch at Sea, Puts 7 Satellites in Orbit (Video)
https://www.space.com/china-first-sea-rocket-launch-success.html
文/塚本直樹