久保建英がPSGに加入しても、入れ替わりに退団しそうな5名
ついに日本代表に招集された久保建英。18歳の誕生日を迎えたことで海外への移籍が可能になり、今夏の去就が注目されている。
日本のメディアで大きく報じられたのはパリ・サンジェルマン。フランス・リーグアンの王者であり、カタール政府系の投資会社が保有するビッグクラブだ。多くのスター選手が所属しており、その中に久保建英が入ってともにプレーすると考えたら…。
実現可能性はともかくなんだかワクワクしてしまうニュースではあるが、今夏PSGでは多くのスターが退団するのではないかという噂もある。そんな報道をまとめてみた。
キリアン・エムバペ
行きそうなクラブ:レアル・マドリー
予想される移籍金:2億ユーロ(およそ251.7億円)
『El Chiringuito』によれば、PSGの押しも押されもせぬスーパースターに成長したキリアン・エムバペは、すでにレアル・マドリーへの移籍を要求しているという。
記事によればエムバペは来季のバロンドール受賞を狙っており、そのためにはチャンピオンズリーグ優勝が現実的なクラブに所属したいと考えているそう。また、同郷の英雄ジネディーヌ・ジダンが監督を務めていることも大きいとも。
トーマス・ムニエ
行きそうなクラブ:マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナム
予想される移籍金:3000万ユーロ(およそ37.8億円)
『Independent』など各メディアは、PSGの右サイドを務める「点を取れるサイドバック」ムニエにマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが接近していると伝えた。前者はアントニオ・バレンシア、後者はシュテファン・リヒトシュタイナーを失うためだ。
PSGとの契約は残り一年となっており、ムニエ自身は残留と移籍を天秤にかけている状況で、1月から様々なクラブとの接触があるそう。
関係者は「12のクラブが連絡してきており、そのすべてが各リーグでトップ5に入っている」と話しているという。いや、それではマンチェスター・ユナイテッドが入らないので矛盾しているのだが…。
ネイマール
行きそうなクラブ:バルセロナ、レアル・マドリー
予想される移籍金:2億ユーロ(およそ251.7億円)
今季は本当にいろいろあったネイマール。怪我、脱税、そして性的暴行とトラブルが続出している。その中で報道されているのが古巣バルセロナへの復帰という噂だ。
フィリペ・コウチーニョがマンチェスター・ユナイテッドに放出されるという噂があり、そのかわりにリオネル・メッシが再会を熱望しているネイマールを買い戻すという話だ。
ただ元マルカの記者エドゥアルド・インダが話すところによれば、バルセロナは流石にPSGが提供するほどの給与は支払えないとのことで、現在の4000万ユーロを2300万ユーロ程度まで妥協しなければならないとも。
ダニ・アウヴェス
行きそうなクラブ:プレミアリーグのどこか
予想される移籍金:フリー
今季限りでPSGとの契約が満了になるダニ・アウヴェス。なぜ交渉を遅らせているか?『Mirror』の報道によれば、夢であるプレミアリーグでのプレーを実現させたいからであるという。
かつて「チェルシーのオファーを断ったことがある」と話しているダニ・アウヴェス。これまでスペイン、イタリア、フランスを経験してきた。最後にイングランドのサッカーを体験したいとして、2年契約をくれるクラブを探しているそうだ。
フリーになればもちろん多くのクラブからオファーが来るだろう。今のところ具体的なチーム名については明らかになっていないが…。
エディンソン・カバーニ
行きそうなクラブ::ナポリ、アトレティコ・マドリー
予想される移籍金:5000万ユーロ(およそ62.9億円)
PSGのスポーツディレクターを務めるアンテロ・エンリケ、そしてトーマス・トゥヘル監督の両名が放出を求めていると言われるカバーニ。彼の年齢を考えてのことだという。
とはいえその実力はまだ世界レベル。カバーニはアトレティコ・マドリーや古巣ナポリとの交渉をスタートしていると言われている。特に前者はアントワーヌ・グリーズマンが退団するため、その後釜としてカバーニを獲得することに熱心だという。
『Cadena Ser』によれば、PSG側は補強費用にするために5000万ユーロを求めており、一方のアトレティコ・マドリーは4500万ユーロ(およそ54.9億円)を提示しているとも。