ラーメンが上下にビュンビュン動くぜ！ 雑誌「幼稚園」のシュール付録、さっそく作ってみた
小学館が発行する月刊誌「幼稚園」4月号の付録が、いまインターネット上で注目を集めている。
まずは下の画像をご覧いただこう。
以下画像は2019年3月1日、Jタウンネット編集部撮影
ラーメン屋やそば屋の看板によくある箸が上下に動くレプリカを思い出してほしい。あれによく似た「びょんびょんらーめん」という名称のペーパクラフトで、ラーメン屋「幸楽苑」とコラボして実現したものだそうだ。
これが「幼稚園」という雑誌の付録となっており、「シュールすぎる」とにわかに話題となっているのだ。たしかに、渋すぎるチョイスかも...。
Jタウンネット編集部は雑誌発売当日の2019年3月1日、さっそく現物を入手。実際に作ってみた。
めちゃくちゃ本格的だった
3月に入ったばかりの日の昼下がり。今年で30歳になる記者は社内でおもむろに入手した「幼稚園」を取り出し、机上に広げてみた。
表紙にも「びょんびょんらーめん」が堂々と登場している
わりと本格的だ...
「なにやってるんだこの人？」という社内の冷たい視線をものともせず、制作に取り掛かってみよう。
結構むずかしい...
しかし、これが思いのほか難しい。小さい子にもわかるよう説明書きは平仮名・カタカナで記載されているのだが、記者の不器用さも相まってか、なかなか上手くいかず、結局作り始めてから50分強かかってようやく完成した。
「びょんびょんらーめん」豚バラチャーシューめん風
盛り付けイメージとして幸楽苑のメニュー「豚バラチャーシューめん」と「極上中華そば」の写真が付属しており、まずはできあがった豚バラチャーシューめんを再現してみた。遠目に見ると、思ったよりもラーメンに見える。
輪ゴム（10本）がめん代わりだ
メンマやチャーシュー、ネギ、トング、ナルトも紙で忠実に再現。輪ゴムのめんもリアルだ。宙に浮いているように見える箸は、めんと同色のストローでぜんまいに付ける設計になっており、芸が細かい。ぜんまいをひっぱり、輪ゴムめんが「びょんびょん」している間にメニューカード通りに具材を並べて遊ぶのだそうだ。
極上中華そば風
実際に動かしてみよう。
「ジー」という音とともにひたすら上下に動く箸。あまりのシュールさに、自然と笑いが込み上げてきてしまう。撮影を終えると、なぜか複数の同僚が記者の元へ駆け寄り、優しいほほ笑みを投げかけてくれた。
ありがとう、びょんびょんらーめん。
社内のオブジェになりました
