PKで同点弾を奪ったMF本田圭佑

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[2.15 Aリーグ第19節 ウェリントン・フェニックス 1-1 メルボルン・V]

 オーストラリア・Aリーグ第19節が15日に開催され、MF本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーはアウェーでウェリントン・フェニックスと対戦し、1-1で引き分けた。本田は後半10分に途中出場し、0-1の同22分にPKで同点ゴールを記録。有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)で配信されている試合後インタビューで、復帰2戦目を振り返っている。

 右足ハムストリングの負傷から復帰し、10日の前節パース・グローリー戦(1-2)で10試合ぶりの出場を果たした本田。この日もベンチスタートとなり、0-0の後半10分に2試合連続で途中出場した。

 メルボルン・ビクトリーは直後の後半12分に先制を許したが、同21分にMFリー・ブロックスハムがPA内で倒され、PKを獲得。同22分にPKキッカーを務めた本田は冷静にGKの逆を突いて左足でゴール右隅に決め、約2か月ぶりとなる今季6得点目をマークした。

 試合はそのまま1-1でタイムアップ。本田は「まあ、試合に勝てなかったのは残念ですけど、僕としては復帰してからすぐにゴールを取れたというのは、まあ、足も今の所問題ないし、自分自身の調子をあげていくためには目に見える良い結果ということは間違いないですね」と、復帰2戦目で決めたゴールに手応えをつかんでいるようだ。

 現在2位のメルボルン・ビクトリーは首位パース・グローリーとの勝ち点差を暫定で6に縮め、次節はホームでメルボルン・シティーとのダービーに臨む。

 自身の状態について「まあ、コンディションは満足できないですけど、足は大丈夫です」と語った本田は「ただ、チーム状況を考えると、正直足が良ければコンディションが良くなるまでという悠長なこと言ってられないんで、一刻も早くチームのために、勝ち点取るために、ちょっとブサイクな感じでもピッチに立ち続けなあかんと思いますね」と首位追撃に向けて意欲を示した。

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