俳優の新田真剣佑が5日、都内・丸の内ピカデリーにて行われた映画『十二人の死にたい子どもたち』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

先日行われた公開記念舞台挨拶(https://eigaland.com/topics/?p=94453)を、インフルエンザのためやむなく欠席してしまった新田真剣佑。「本当に失礼しました…本当に出たかった!インフルでした!!悔しい思いをしましたが、今日こうやって皆さんの前に立てて嬉しいです」とハニカミ。

この日、監督の堤幸彦も舞台挨拶に出席する予定だったが“インフルエンザのため”欠席。新田は「嘘でしょ!?」と驚き、堤監督から「新田真剣佑くんのリベンジ舞台挨拶に、インフル返しで欠席してしまい全く申し訳ない!ワクチンを接種していたせいか、熱もなく楽にのんびりしており、今もTVを見ながら焼きそばを食べております。インフル監督・堤幸彦」とのメッセージがあった。

昨日の時点で興行収入8億円と、大ヒットを記録している本作。新田は「12人の演技合戦、まさにそうだったので、僕もシンジロウ(5番)という難しい役をみんなと戦いながらやっていました」とコメント。ここで堤監督から「座長風の時や、『お腹いた〜い!』とワガママ小僧の時…全く放っておけない愛すべきキャラクター。ラストのラストでものすごい神演技をぶちかました時には、全員が驚愕し、言葉を失い…不覚にも“もらい泣き”してしまいました。作品に大きな力を与えてくれました。ありがとう」と賞賛の言葉が。新田は「そんなに褒めないでくださいよ〜」と照れた表情を浮かべていた。

また、劇中では驚きの“スキンヘッド”姿を披露している新田。「眉毛ふさふさだな〜と思いました(笑)」と笑みをこぼし、「頭の部分だけ型を取ると聞いていたんですが、顔全部に何かを塗られて!暗いところと狭いところがちょっと苦手な僕を騙して…大人に騙されました(笑)」と必要以上に型を取られたことを嘆いていた。ここで堤監督から「こんなにも美しくキマる頭の型は初めて。美しい…驚いた…ぜひ三蔵法師の役に立候補してはいかがか。孫悟空は杉咲花ちゃん、沙悟浄は渕野くん(渕野右登)、猪八戒は北村くん(北村匠海)かと」とメッセージが寄せられ、新田は「いて欲しかったな〜(笑)本当に面白い監督です!」と笑みをのぞかせた。

イベントではさらに、共演者からの質問に新田が答えるコーナーが。中でも、北村匠海から「僕との思い出で1番印象深い出来事を教えてください」と質問が及ぶと、新田は「匠海らしい〜!」「すごい悩むじゃん!」とハニカミ。ドラマ「仰げば尊し」(TBS系)での共演を機に仲が深まったようで、「2人でランチをするためだけに会って、沖縄料理を食べて、そのまま解散して。ある日は匠海の家に行って、ベランダで2人で座りながら夏の夜空を見上げてお酒を飲んで喋ったり…映画の撮影で地方にいた時には自分の部屋で毎晩話をしていました。たくさんあります!」としみじみ。「通じ合う。本当にこの人とは通じ合うものがある」ともこぼしていた。

最後に新田は「この映画を観て、それぞれ想うことは違うと思いますが、希望とは何か、人間とは何か、命の大切さを感じられる映画かと思います。いろんな人にこの映画を観ていただきたいです。良かったら広めてください」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。

映画『十二人の死にたい子どもたち』は大ヒット公開中

(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド