昨年8月のSBS杯で背番号1を付けた小久保。安定感のあるプレーを見せ、ポテンシャルの高さを存分に発揮していた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 1月25日、ポルトガル1部のベンフィカは柏レイソルU-18に所属するGK小久保玲央ブライアンを獲得した。
 
 クラブは公式ホームページで2023年まで契約を結んだとしており、当面はBチームでプレーする見込みだと伝えている。
 
 ナイジェリア人の父を持つ小久保は190センチの大型GK。昨シーズンは高校年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグで14試合に出場し、柏U-18の守護神として活躍した。昨年8月にはU-18日本代表にも招集され、静岡県内で行なわれたSBS杯にも参戦。さらなる成長に期待がかかるなかで、今後の進路が注目されていた。
 
 自身のTwitterを通じ、小久保は新天地での意気込みを語っている。
 
「この度、ベンフィカという素晴らしいビッククラブに移籍する事になりました。このスタジアムで少しでも早く試合に出れるよう、日々努力して行きたいと思います。家族、コーチ、仲間、そしてレイソルの人達に多くの恩返しが出来たらいいなと思っています。これからも応援よろしくお願いします」
 
 東京五輪世代でもある柏育ちの成長株が、ポルトガルの名門でどのような成長を遂げるのか注目だ。