大ヒット作を生み出し続けるイルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作『グリンチ』が公開を迎えたことを記念し、その進化し続ける映像美の魅力に迫る。

『怪盗グルー』シリーズの大人気キャラクター“ミニオン”を生み出し、全世界で大ヒットを記録した『ペット』『SING/シング』など、近年数々の大ヒット作品を世に送り出してきたイルミネーション・エンターテインメント。『アイス・エイジ』や『ザ・シンプソンズ MOVIE』などのアニメ―ション作品を手掛けてきた名プロデューサー、クリス・メレダンドリが設立し、アメリカとフランスの2か国にスタジオを構えることで、世界各国で共感を呼びやすいキャラクターや、アートに溢れた鮮やかな世界観を劇中に描き出すことを得意としているアニメーション制作スタジオ。

そんなイルミネーションが今冬、日本に引っ提げた待望の最新作は、偉大な絵本作家ドクター・スースの名作「グリンチ」。同じくドクター・スース原作の『ロラックスおじさんの秘密の種』が2012年に公開されたときにも、その圧巻の映像美に絶賛の声が集まっており、今作でもその映像に対する期待度は高いはず。そこで今回は、本作で描かれるイルミネーションならではの映像美と、その魅力をご紹介!

その1:色鮮やかに描かれるフーの村が美しい!イルミネーションクオリティの映像美に圧倒される!

本作の舞台はクリスマスが目前に迫り、美しいイルミネーションや数々の飾りつけが施されたフーの村。陽気でクリスマスが大好きな人々が暮らすカラフルで楽し気なフーの村では、まるで飛び出す絵本のような仕掛けがほどこされた折りたたみ式の変わったパン屋やお花屋さん、赤と白のしましま模様のキャンディスティックを作る夢のようなマシーンや、無数のイルミネーションで飾られた遊園地に加え、見たこともないぐらい巨大なクリスマスツリーなど、誰もが童心に帰って歓声を上げたくなるような楽しい仕掛けや映像が目白押し。

『ロラックスおじさんの秘密の種』の制作にも携わり、来年には『ペット』最新作の公開も控えるヤーロウ・チェイニー監督は「フーヴィルの住人は包容力があって、心が温かい。だから彼らの町は、家や店、乗り物やクリスマスのセーターなどの形や雰囲気のなかにそれを反映させる必要があったんだ。それから、フーヴィルのデザインは、ごつごつしてうら寂しいグリンチの氷の洞窟と対照的なものになることも重要だった」と、そのデザインへの強いこだわりを明かしている。

その2:グリンチが過ごす、うす暗い洞窟は面白い仕掛けがいっぱい!?“発明家”グリンチが作り出すガジェットが楽しい!

眩しく輝く美しいフーの村に対し、グリンチがひっそりと暮らす暗〜い洞窟には面白い仕掛けがいっぱい!実は、長いあいだ孤立した暮らしをしていたため、生活を合理化する独創的な方法を編み出していたグリンチは、愛犬のマックスが一生懸命淹れる巨大なコーヒーメーカー、全身の毛並み一気に整える万能なドライヤーやクシ、エレベーターとしても活躍する超便利な椅子といった、コミカルで様々な機能を備えたガジェットを開発する発明家。グリンチが独自のガジェットを駆使して繰り広げる大騒動に、誰しもワクワクが止まらないはず!イルミネーション作品ならではの、楽しい仕掛けの数々は一つたりとも見逃せない!

その3:キャストが声を吹き込む過程においても映像チームが大活躍!個性溢れ、表情豊かなキャラクター達に釘付け!

本作の主人公グリンチは、まず本国で吹替えを演じたベネディクト・カンバーバッチの声を収録し、その演技に合わせて、グリンチの細かい表情や口の動きを作り出していくという、通常の吹替えとは逆の手順がとられている。グリンチが嫌味を言うシーンでのひねくれた表情や、小さなため息、叫び声をあげるシーンの反射的な動きなどは非常にリアルに描き出されており、そのこだわりの強さたるや、日本語版でグリンチの声を務めた大泉洋も驚くほど。

さらに、たまに喧嘩もするけどグリンチに忠実な愛犬のマックス、ドクター・スースの原作には登場しない映画版オリジナルキャラクターのトナカイのフレッドなど、本作に登場するキャラクターは皆表情豊かで、イルミネーション作品ならではのハイクオリティな仕上がり。CEOクリス・メレダンドリも「キャラクターの研究にかなりの時間を費やすんだ。そのうえで、活き活きとした息づかいが感じられるようにキャラクターを映画に落とし込んでいくと同時に、原作のデザインに沿ったものとなるようにもしていく。それは長いプロセスさ。いろいろな意味で、何もないところから始めるよりも複雑だ。なにせ完全な自由はないんだから。」と、絵本を原作にした映画ならではの苦労を語っている。

既に映画を鑑賞した観客からも「夢のような世界が広がっていた…!冒頭の目まぐるしく進むキュートな映像がアトラクションを楽しんでいるようでたまらない!」、「とにかくイルミネーションの作る映像が美しすぎる。クリスマスの街並みも可愛くて、素敵だった」と話題に上がるなど、ストーリーだけにとどまらず、その映像美しさが観客たちへ深い感動をもたらしている本作。

本国版でグリンチの吹き替えを担当したベネディクト・カンバーバッチも「本作はユーモアとウィットに富んだ心温まるストーリーに加え、イルミネーションならではの色鮮やかな映像が画面いっぱいに広がる素晴らしい映画に仕上がっているんだ」と大絶賛しており、ひねくれグリンチが繰り広げる大騒動の行方と共に、決して見逃せない映像にも注目すれば、本作を十二分に楽しめること間違いなし!

映画『グリンチ』は全国公開中

(C)UNIVERSAL PICTURES

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