『そらのレストラン』“大泉洋×食”はヒットの方程式!?相性抜群コンビをご賞味あれ
洞爺湖を舞台に2012年1月に公開された『しあわせのパン』、空知を舞台に2014年10月に公開された『ぶどうのなみだ』に続く、北海道映画シリーズ第三弾となる映画『そらのレストラン』が2019年1月25日(金)に全国で公開される。
本作の主演を務める大泉洋は、1996〜2002年にかけて放送された人気バラエティー番組「水曜どうでしょう」(HTB)で人気を博し、東京にも活動の幅を広げ、今やメディアに引っ張りだこの人気俳優。そんな大泉といえば、音楽雑誌MUSICAで「大泉洋のYO!食うわ」という、ただひたすらにご飯を食べまくるという人気コラムを連載中で、紹介したお店は連日客足が途絶えないお店も続出している。また自身でプロデュースをして作った「スープカレーのスープ」は、撮影現場にも差し入れをしており、共演者やスタッフからも好評。もはや大泉は“食”とは切っても切れない関係であり、さらにそれを証明するかの如く、“食”に関連した映画にも数多く出演している。
『UDON』(2006)では、文字通りうどんを題材にした映画で、アスパラガスを持ち込むうどん屋の客として、実際の大泉同様に“食”へこだわりを持つ役どころとして出演。『しあわせのパン』(2012)では、北海道洞爺湖を舞台にした北海道映画シリーズ第1弾として、大泉と原田知世演じる夫婦が経営するカフェで、毎日焼き上げたパンと、それに合わせた季節の食材をふんだんに使った料理、丁寧に淹れたコーヒーがテーブルを彩り、見るものすべてを魅了している。この映画をきっかけに大泉はパン好きになったとの秘話も。
続いて、北海道映画シリーズの第2弾となる『ぶどうのなみだ』(2014年)は、舞台を空知に移し、ワイン作りに精を出す兄・アオを演じ、その年のモントリオール映画祭に出品され、ひたむきに父の遺したぶどうの樹と小麦畑を守る役柄で、この食映画を通して世界中から称賛された。
また、出演作が立て続けに公開し、目を見張る活躍を見せている2018年も“大泉×食”のコンビネーションは快進撃を続けている。日本の演劇賞を総なめにし、多くのファンを魅了した演劇界の金字塔を映画化した『焼肉ドラゴン』(2018)では、焼肉店を営む家族の次女・梨花(井上真央)の婚約者・哲男を大泉は演じている。
焼肉にも負けないほど熱くクセのある男を演じた大泉は、主演ではないものの、やかん酒バトルを繰り広げるなど、やはり“食”と関係のあるシーンで熱演を見せている。さらに、12月28日(金)に公開する『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』では、実在した筋ジストロフィーを患った人物、鹿野靖明役として主演を務めている。10キロも減量して挑んだ大泉の体の心配をするファンもいるほどの瘦せた姿からは、役作りのために大好きな“食事”を我慢していたことが垣間見える映画に。
そして来たる2019年、北海道映画シリーズの第3弾として“大泉×食”の真骨頂とも言うべき映画『そらのレストラン』が公開される。道南せたなを舞台に大泉演じる亘理は、父から引き継いだ牧場を営みながら、チーズ職人を目指し日々精進していく。
毎日の朝食で家族で食卓を囲み、大きな声で元気よく 「いただきます」と挨拶をする姿は、“食”を愛する大泉がいることで、「いただきます」の大切さがしみじみと伝わるシーンに。他にも海と山に囲まれたせたなで育まれた食材を仲間たちがそれぞれ持ち寄ってBBQをするなど、食べ物が出てくるシーンが盛りだくさん。また、これまでの出演作ではうどんやパン、ワインなど一つの食べ物・飲み物をテーマに描かれてきたが、本作ではついに1日限定のレストランもオープン。本作に登場する料理の数々は、見ているだけでお腹が空いてしまうほどのごちそうばかり。“大泉×食”の絶妙なコンビネーションと平成を代表する最後の料理映画、『そらのレストラン』の公開日には行列ができること間違いなしだ。
映画『そらのレストラン』は2019年1月25日(金)より全国公開
(C)2019『そらのレストラン』製作委員会
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