「信じられない快進撃」 本田の“技ありパスカット弾”を豪州称賛「衝撃を与える」
先制弾で今季初の連勝に貢献 試合後、カンボジア代表のGMとしてチーム合流へ
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は11日のAリーグ第4節セントラル・コースト・マリナーズ戦に先発出場し、先制点を挙げるなど4-1の勝利に貢献した。
地元メディアも、本田の今季2点目に「信じられない快進撃」と称えている。
序盤からメルボルン・Vが攻勢に出るなか、スコアを動かしたのは本田だった。前半30分、敵陣で最終ラインのパス回しを素早くカットすると、そのままペナルティーエリア内へ侵入して左足を一閃。鋭く放たれた低空シュートはゴール左隅に突き刺さり、一人で先制点を奪ってみせた。
このゴールで勢いに乗ったチームは最終的に4得点を記録し、今季初の連勝を飾ることに成功した。快勝を手繰り寄せる本田の一撃に地元メディアも称賛の言葉を送っている。
衛星放送「FOXスポーツ」オーストラリア版は「ホンダがマリナーズに衝撃を与える」と報じ、公式ツイッターでも「ビクトリーのスターは信じられない快進撃を継続しており、先制ゴールを奪った」と投稿している。
また同局アジア版によると、本田は選手として臨んだセントラル・コースト・マリナーズ戦後に、今度はGMとしてカンボジア代表のチームに合流し、12日に控えるAFFスズキカップのミャンマー戦で実質的に指揮を執るという。過密日程のなか、本田は開幕戦から2ゴール3アシストと周囲の不安を吹き飛ばすパフォーマンスを見せている。
(Football ZONE web編集部)