お腹引き締め「腹横筋」トレーニング

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 お腹の筋肉は層になっています。その中でも一番奥にある腹横筋は、腹巻きのようにお腹を取り巻いています。

これが緊張していればお腹はへこんで見え、ゆるむと下腹が出て見えます。筋肉の状態を体感しながら、手軽にできるお腹引き締めトレーニングをご紹介します。

【お腹へこませ】
(1)仰向けに寝転がり、両膝を立てます。息をいっぱい吸い、吐きながら筋肉が硬くなるかチェックします。

(2)次に人差し指、中指、薬指の3本で腰骨を触り、そのまま指を足の付け根(腰骨の内側)に沿って、指の付け根が腰骨に当たるまで下げていきます。

(3)指先でお腹を押すと柔らかく、これは腹横筋がゆるんでいる状態です。

(4)次に指先でお腹を押しながら、一度大きく息を吸います。

そしてゆっくり息を吐きながらお腹をへこませていくと、指先に触っている筋肉が硬くなります。

これが腹横筋が収縮した状態で、お腹はいつもよりもへこんでいます。そのまま10秒息をとめ、お腹をへこませておきましょう。

慣れると、椅子に座ったり立ってもできるようになります。

一日一回でもよいので、お腹をへこませてみましょう。少しずつ、腹横筋が、そしてお腹が引き締まってくるのを感じられるはずです。

【監修】
スポーツクラブNAS
スポーツ健康医科学研究室
後藤 真二

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。