育毛剤の種類と効用
育毛剤の種類
育毛剤には、第1類医薬品に該当するものと医薬部外品のものが存在します。
市場に出回っているものの9割方は、医薬部外品です。
第1類医薬品に該当するものは、ミノキシジルを配合した育毛剤、塩化カルプロニウムを配合した育毛剤などがあります。
これらは脱毛症の研究で、効果があると認められている成分です。
ただ、それに伴い副作用もあるということで、使用に関しては十分に注意する必要がある育毛剤です。
また、日本では出回っていませんが、フィナステリドが配合した育毛剤も海外にあります。
この育毛剤は女性が使用してはいけないという非常にデリケートで、注意が必要な育毛剤です。
しかし、一般的に日本で出回っている育毛剤にこのようなものはないので、心配する必要はないでしょう。
医薬部外品の育毛剤で配合されている成分の代表的なものといえば、センブリエキス、グリチルリチン酸2K、イソフラボンなどが挙げられます。
育毛剤というのは、血行促進作用のあるもの、毛穴の皮脂や汚れを取り除いてくれるもの、そして保湿性を高めてくれるものなどの総合的な作用が合わさって、効果を発揮してくれるものが主流となっています。
他にも海藻エキスやヒオウギエキス、オウゴンエキスなども人気の成分となっています。
大体の育毛剤は、各成分ごとに、どのような作用があるか記載されていますので、購入前にそういったものをチェックしてみると良いでしょう。
育毛サプリメントの効果
育毛剤を使用する上で、育毛剤単体では効果が発揮しづらいという現状があります。
なぜなら、人間の髪の毛というのは頭皮状態を清潔にしたり、頭皮周辺の毛細血管だけを刺激して血流を良くしても、発毛効果や育毛効果が微々たる影響しかないということが言えます。
元をたどれば髪の毛の毛乳頭につながる栄養素は、体の内部で作られて、それが血液を巡って最終的に髪の毛に行く届くという体の構造になっています。
つまり、体の内部で髪の毛を作る必要な栄養素を形成しなければいけません。
そのために何をしなければいけないのかというと、毎日の食事で栄養バランスを意識した食生活を取り入れること!
しかし、どうしても長期的な視野で考えると、不足してしまう栄養素というのが出てきます。
そこで役立つのが、育毛サプリメントの存在です。
育毛サプリメントで食事では、補いきれない栄養分を摂取していきましょう。
育毛サプリメントは通常サプリメントとは違い、育毛に効果がある成分に特化したサプリメントとなっています。
ノコギリヤシやミレットエキス、アミノ酸などを多く配合しています。
髪の毛の生成に役立つ成分ばかりが集まっていますので、食事と併用して摂取していくと良いでしょう。
より一層の育毛の効果を感じることができるはずです。