川崎フロンターレの象徴として、今季もチームを牽引する中村憲剛 photo/Getty Images

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川崎フロンターレは26日、延期されていた明治安田生命J1リーグ第18節で湘南ベルマーレとアウェイで対戦した。

激しい雨風の中キックオフされた試合は、両チームともになかなかゴールを奪うことができず。PKを得るなど終盤に川崎が立て続けに決定機を作ったが、湘南がなんとか守りきり、スコアレスドローで終了のホイッスルを迎えた。逆転優勝を狙う川崎にとっても、J1残留を目指す湘南にも痛い勝ち点「1」となってしまったかもしれない。

ただ、試合後のインタビューに応じた川崎MF中村憲剛は「まずこのピッチが素晴らしい仕事だった。こういう雨になると、ピッチも田んぼになってサッカーにならないが、試合をやるぶんには関係なかった。さすが湘南造園さん。そこは本当に感謝したい」と相手クラブのグラウンドキーパーを絶賛した。クラブの公式サイトが伝えている

その上で試合を「向こうのプレスも来ていたが、途中で止むと思っていた。守備の穴も開きだしたので、後半はハーフコートでやれていた。それで決めていれば、ナイスゲームだったが、決められなくて0-0。もちろん勝点3が取れればベストだが、チームで点を取りに行く姿勢を出せた」と振り返りつつ「やり続けるしかない。下を向く必要はない。前向きにやるだけ」と語っている。