「IKEA」の誰も知らなかった極秘情報とうわさ!衝撃的なトリビア8選

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全世界に展開しているスウェーデン発祥の家具量販店「IKEA」。広大な店内に北欧風のオシャレな家具がたくさん並べられていて、買い物をするつもりがなくても歩いているだけでワクワクできる、まさに家具のテーマパークといったお店です。

IKEAの知られざる秘密とうわさを発表


今回は世界最大の家具量販店であるIKEAの知られざる秘密とうわさを厳選してお届けします。これを知ればきっと今まで以上にIKEAでの買い物が楽しくなるかも……?

1.名前の由来は創業者のイニシャル

IKEAの創業者であるインクヴァル・カンブラードさんは、スウェーデンのアナグリッド村の近くにあるエムルタリッドという農場で育ち、17歳でIKEAの前身となる会社を創立しました。店名の「IKEA」はカンブラードさんのイニシャルである「I.K」と、アナグリッド村の「A」、エムルタリッド農場の「E」を並べてつけられています。

また、日本ではIKEAと書いて「イケア」と読みますが、スウェーデンでは「イケーア」、英語では「アイキーア」、中国語では「イージャー」と読みます。



2.必要ないものも買ってしまう理由

IKEAに行くとついつい買うつもりのない物を買ってしまうのは、実は巧妙な店舗デザインよるものかもしれません。IKEAでは広大な店内を迷路のような順路で歩くことになりますが、最初にショールームの間を半強制的に歩かせることによって、IKEAの商品の使い方を具体的に提案しているのです。

そして迷路のような店内を歩くうちに、最初の目的だった商品を忘れてしまい、IKEAが提案する商品に夢中になり、予定外の商品を購入してしまうのです。

3.アームチェアは日本人デザイナーが作った

人気商品のひとつであるアームチェア「ポエング」をデザインしたのは、北海道出身の家具デザイナー・中村昇さんです。中村さんは日本人初のIKEA専属デザイナー。1973年〜1978年までの5年間IKEA本社に在籍し、期間中にデザインした商品は全部で29点。そのうちのひとつが「ポエング」でした。

ポエングは1976年に「ポエーム」と名づけられて販売され、1978年に「ポエング」と改名。40年以上デザインをほとんど変えることなく、販売され続けています。

4.謎の暗号は店員同士の隠語

IKEAの店内放送では「業務連絡、コード・ハヤブサです」というように暗号のような放送が流れています。これは店員同士の隠語で「コード・ハヤブサ」はレジ応援の要請、「コード・パックマン」は袋詰めのサポートの要請、「コード99」は迷子発生を指しているそうです。

5.IKEAでザリガニが食べられる

IKEAでは毎年8月にスウェーデンのザリガニ漁解禁のタイミングにあわせてレストランでザリガニを提供しています。ザリガニは、スウェーデンでは珍味として重宝されていて、かつて乱獲されて個体数が減ってしまったことにより、現在では夏の数ヶ月しかザリガニ漁をできなくなっているのです。

ちなみに、スウェーデンでは家族や友達と一緒に、茹でたザリガニ、パンやチーズ、パイなどが並んだ食卓を囲んでザリガニパーティーを開きます。ゲストはとんがり帽子とエプロンを身に付けるのがよくある光景になっているそうです。



6.家具に名前がつけられている

IKEAの家具には名前がつけられていて、例えば、本棚は「ビリー」、肘掛いすは「ポエング」という名前がつけられています。この名前にはルールがあり、ベッドの布地には花や植物の名前、ベッド本体やタンスにはノルウェーの地名、本棚や机には少年の名前、カーテンには少女の名前、キッチン用品には魚の名前などがつけられているのです。

7.引越し業者から断られる場合もある

IKEAの家具はサイズが大きく、引越しの際にそのまま運び出しができないことがあります。しかも木のネジなどが使われていると、一度分解したら再度組み立てることが難しい場合もあるのです。そのため、分解しないと部屋から出せないIKEAの家具ばかりだと、引越し自体を断られてしまったり、引き受けてもらっても補償外での引越しになってしまうこともあります。

現在はIKEA家具を専門に取り扱う引越業者も増えていますが、分解と再組み立て費用を追加すると同じ家具を購入するのと大して変わらない値段になる場合もあるようです。



8.雨の日は傘が安くなる

IKEAではその日の天気によって傘の販売価格を変えています。雨の日はもとの商品価格の半額程度で販売されている場合もあります。IKEAの傘はデザイン性も性能も高く、非常に人気の高い商品。雨で予定が流れてしまった日は、とりあえずIKEAで過ごし、最後に傘を買って帰るというのも悪くないかもしれません。

1日じっくり楽しめる場所


IKEAは店舗が広大であり、レストランスペースも充実しているため、1日かけてじっくり買い物を楽しめる施設です。何も買い物をするつもりがない人も、ぜひフラリと遊びに行ってみてはいかがでしょうか。