【日本麺紀行】沖縄で知らない人がいないほど有名な沖縄そばの名店 / 沖縄県名護市の「宮里そば」
日本各地で味わえる麺料理。
ラーメン、うどん、蕎麦にきしめんなどなど、さまざまな美味しい麺料理が各地に存在している。
例えば、立ち食いうどんマニアが最後にたどり着く最高のお店、富山県小矢部市の石動駅の「麺類食堂」に、毎日1000個以上餃子が売れる餃子の店で味わう最高の湯麺(タンメン)、新潟県長岡市民が虜になる絶品の生姜醤油ラーメン「青島食堂・宮内駅前本店」、広島県人が愛する本当の広島ラーメン「陽気(ようき)」、うどんマニアが最後にたどり着くと言われるうどんの聖地である岐阜県・多治見市「信濃屋」、JR名古屋駅新幹線プラットフォームで味わう名古屋名物「住よし」のきしめんに、創業300年をこえる伝統の絶品蕎麦を味わえる長野県木曽町の「くるまや」などなど、数え上げればキリが無いのだ。
そんな美味しい麺料理の中から、今回は沖縄に存在し、沖縄県民なら誰もが知っていると言う有名な沖縄そばの名店をご紹介したい。
お店の名前は「宮里そば」だ。
・美ら海水族館のお膝元にある絶品の沖縄そばのお店、それが「宮里そば」
こちらのお店、巨大な2匹のジンベイザメがシンボルである美ら海水族館へのアクセスが良い名護市に存在している。
日本国内外の観光客に大人気の水族館である美ら海水族館は名護市を代表する観光スポットの1つかもしれないが、名護市を代表する美味しい食堂と言えば、「宮里そば」なのだ。
そんなお店には日本全国からファンがこちらの沖縄そばの味を求めて訪れており、美ら海水族館に負けない、名護市を代表する観光スポットの1つと言っても過言ではない。
・ノスタルジー溢れる食堂、それが「宮里そば」
そんな沖縄県民の誰もが知る美味しい沖縄そばのお店では、ソーキそば、三枚肉そば、そして昆布そばの3種類の沖縄そばを味わう事ができる。
ソーキそばは、じっくりと煮込まれた豚の骨付きあばら肉が3つと昆布が乗せられている。
骨からスルッと簡単に取れるほど煮込まれたソーキはそれだけで絶品。
カツオと昆布でしっかりとダシをとられたスープと、ウマいたっぷりのソーキ、そして美味しい沖縄そば。
まさに絶品のソーキそばがここにはある。
もちろん三枚肉そばも絶品。
こちらは甘辛く煮込まれたラフテーが乗せられた沖縄そばとなっている。
濃厚な味付けのラフテーとさっぱりとした沖縄そばのコントラストが秀逸で、ソーキそばとどちらを味わえばいいのか、正直甲乙付けがたい。
もし可能であれば、両方を味わう事をオススメしたい。
・地元の方々に人気のメニューはカレー
こちらのお店、観光客にとっては沖縄そばが非常に人気メニューとなっているのだが、地元の方々に人気のメニューはカレーなのだという。
それもそのはず、こちらのカレーには美味しい宮里そばのスープが使われているのだ。
昔ながらの黄色いカレーは、どこか懐かしい味わいながらも、非常に奥行きのある、コクとウマミたっぷりのカレーに仕上がっている。
しかも豚肉にタマネギにニンジンと具材たっぷりで、食べ応え満点だ。
新潟のバスセンターのカレーや東京・日本橋のそばよしのカレーにも通じる味わいがここにはある。
もし、名護市を訪れるのであれば、こちらのお店を訪れてみてはいかがだろうか?
きっとそこには、沖縄県民だけでなく多くの観光客を魅了し続けてきた、絶品の沖縄そばとカレーがあなたの訪問を待っているにちがいないのだ。
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店名 宮里そば (みやざとそば)
住所 沖縄県名護市宮里1-27-2
時間 10:00〜20:00
休日 水曜日