前半5分に先制したイングランドだったが…

写真拡大

 イングランド代表は延長戦で敗れ、52年ぶりのW杯制覇の夢は潰えた。『ESPN』によると、クロアチア代表との死闘後に、キャプテンのFWハリー・ケインは「自分たちにできるすべてを尽くした。けど悔しいよ。すごく悔しい。これからもずっとこの気持ちは残りつづけるだろう」と唇を噛んだ。

 先制したのはイングランドだった。開始5分、DFキーラン・トリッピアーが鮮やかなFKでゴールネットを揺らしたが、後半23分にFWイバン・ペリシッチに同点被弾。そして延長後半4分にFWマリオ・マンジュキッチに逆転ゴールを決められた。

「1-0でリードしているとき、いくつか決められそうなシーンがあった。少し深すぎる位置でボールを失い、ボールに対して十分なプレッシャーがかけられなかったのもあるだろう。でも“もし”を考えたらキリがない」

 しかしケインは経験不足とを指摘されてきたヤング・イングランドが、28年ぶりのW杯4強という結果を残したことに充実感も感じている様子。「僕らは全力で戦った」と語ると、「本当にすばらしい旅だった。僕たちが考えていたよりもずっとね」と清々しさをみせた。

 イングランドは14日にベルギー代表と3位決定戦を行う。


★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!

2018W杯ロシア大会特集ページ

★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!

2018W杯ロシア大会日程&TV放送