北澤豪氏

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サッカーのワールドカップまで50日を切り、電撃的な監督交代があった日本代表はメンバー選考が注目される。まずは5月14日が締切となる予備登録の35人に選ばれなければいけない。

3週間を切った中で、代表入りを目指す選手たちはアピールが求められる。25日に第10節が行われた明治安田生命J1リーグでは、セレッソ大阪清武弘嗣(28)や鹿島アントラーズ内田篤人(30)といった実績ある選手たちが活躍を見せている。

2ゴールでチームを勝利に導いた清武も、得点演出を含む攻守にわたる活躍で存在感を見せた内田も、それぞれケガで最近は代表から遠ざかっていた。

だが、25日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、サッカー解説者の北澤豪氏が両選手を推薦した。「新しい発見」がないかをチェックしていたという北澤氏は「代表レベルにあるのはこの2人」とコメント。「日本代表の重みや責任というものを感じてプレーしている」と評価している。

清武については「代表に必要だったクオリティーを持っている」。特に本大会ではチャンスが多くないため、日本人の良さであるテクニカルな面を持っている選手が必要となる中、ゴール前のクオリティーが高い清武は「必要かな」との見解を示した。

一方、2大会出場と経験豊富な内田について、北澤氏はコンディションの問題はチェックが必要としつつ、「しっかり守って上がっていくタイミングは絶妙」と称賛。日本のサイドバックとして重要なプレーができるとし、内田の代表復帰は「あってもいいんじゃないか」と述べた。

また、サプライズ選出の可能性について、北澤氏は時間がないため現行メンバーが選ばれるのが自然としつつ、「次につながるメンバーが選ばれていくことも必要」と、若手の選出にも期待を寄せている。