昨季降格寸前だった広島が首位に躍り出るほど好調な理由
3月31日、広島はアウェイで昨年の王者・川崎を下して首位に立った。川崎の同点ゴールが認められないという場面もあったが、その点を抜きにしても、昨季はわずか勝点1の差でなんとか残留を決めたチームがここまで躍進しているのはなぜか。2017年はワースト6位だった失点数が、ここまで1失点と大きく改善されたこともひとつの要因だろう。
ベテランのDF、水本裕貴は守備の違いについて語る。
「ブロックと言うよりは、しっかりとボールに行っている部分も多少なりともあると思います。それは監督が去年の反省点を教えてくれたというのがありますし、それを踏まえながらちゃんとトレーニングしています。去年は失点のときにはボールに行ってなかったとか、そういう部分もありましたし、そういうのを積み上げていくのが大切だと思います」
城福浩監督に「ボールに行く」という話をぶつけてみると、監督は少しだけ付け加えた。
「ボールに行くということに加えて、誰がボールに行くかという話です。そこを整理して伝えました」
中村伸コーチは、城福監督の指導について「具体的な落とし込み方がすごい。とてもわかりやすいので、それがいい方向につながっている」と語る。
J1リーグはまだ5節を終了したばかりだが、2005年以降、1シーズン制のJ1リーグは11シーズンあり、そのうち5試合を終えた時点(2011年は10節)で首位にだったチームが優勝したのは4回(2006年、2008年、2009年、2011年)。過去の例から言えば、広島がこのまま優勝争いに絡む確率は高いはずだ。
【日本蹴球合同会社/森雅史】
ベテランのDF、水本裕貴は守備の違いについて語る。
城福浩監督に「ボールに行く」という話をぶつけてみると、監督は少しだけ付け加えた。
「ボールに行くということに加えて、誰がボールに行くかという話です。そこを整理して伝えました」
中村伸コーチは、城福監督の指導について「具体的な落とし込み方がすごい。とてもわかりやすいので、それがいい方向につながっている」と語る。
J1リーグはまだ5節を終了したばかりだが、2005年以降、1シーズン制のJ1リーグは11シーズンあり、そのうち5試合を終えた時点(2011年は10節)で首位にだったチームが優勝したのは4回(2006年、2008年、2009年、2011年)。過去の例から言えば、広島がこのまま優勝争いに絡む確率は高いはずだ。
【日本蹴球合同会社/森雅史】