東出昌大が「女一人助けられなくて、何が革命だ!」、瀬々敬久×木竜麻生『菊とギロチン』特報
『64-ロクヨン- 前編/後編』などで知られる瀬々敬久監督の新作『菊とギロチン』の公開日が7月7日(土)に決定。合わせて、特報映像が到着した。
本作は、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相撲」の一座と、実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちの運命的な出会いを描く人間ドラマ。立場は違えど、彼らの願いは「自由な世界に生きること」。次第に心を通わせていく彼らは、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む。
ヒロインである新人力士・花菊役に木竜麻生、「ギロチン社」のリーダーで実在した詩人の中濱鐵役に東出昌大が扮する。ほか共演に寛 一 郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新らが名を連ねる。ナレーションを永瀬正敏が務め、脚本に『バンコクナイツ』などで知られる、映像制作集団「空族」の相澤虎之助が参加する。
偶然目にした女相撲一座の強さに魅了され、乱暴な夫から逃げ出して一座に入り、自分も強くなりたいと願う花菊の必死さが伝わる特報映像。「ギロチン社」メンバーで実在した詩人の中濱鐵を演じる東出昌大が、同じく中心メンバーで純粋な夢に殉じる古田大次郎役の寛 一 郎に「女一人助けられなくて、何が革命だ!」と声を絞り出すシーンの迫力、韓英恵扮する過去のある女力士・十勝川と中濱の互いを求める熱情あふれるシーンなどが収められている。
映画『菊とギロチン』は7月7日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開
©2018「菊とギロチン」合同製作舎
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