アトレチコ・マドリードのブラジル代表DFフィリペ・ルイス【写真:Getty Images】

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ELロコモティフ・モスクワ戦で負傷、帰国後の診断で判明

 アトレチコ・マドリードのブラジル代表DFフィリペ・ルイスは16日、途中交代を余儀なくされていた15日の敵地ロコモティフ・モスクワ戦(5-1)で負った怪我が左脚腓骨骨折と診断され、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)への出場が絶望的になったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 F・ルイスは現地時間15日に行われたヨーロッパリーグ16強、ロコモティフ・モスクワとの敵地第2戦に先発出場し、チームの5-1快勝に貢献したものの、後半途中に相手選手と接触し負傷交代を余儀なくされていた。

 交代時にストレッチャーで運ばれていたF・ルイスは、当初打撲程度と報じられていたが、モスクワからマドリードに帰国後、直ちに検査を受けると、左脚の腓骨骨折と診断された。クラブは具体的な復帰時期を示してはいないが、スペイン紙「マルカ」は「最悪の恐怖が訪れた」と記し、ルイスのロシアW杯出場が難しくなったと報じている。

 ブラジル代表として31試合に出場しているF・ルイスは、先日チッチ監督が発表したワールドカップ出場の「当確メンバー」には含まれていなかった。だが、今月に行われるロシア、ドイツとの国際親善試合には招集されており、W杯出場に向けて動向が注目されていた。

 ブラジル代表は先日、エースのFWネイマール(パリ・サンジェルマン)が負傷したばかり。ネイマールはW杯に間に合う可能性が報じられているが、彼に続いて大会直前に負傷者が生まれてしまう形となってしまった。(Football ZONE web編集部)