ドリス・ヴァン・ノッテン -孤高のファッションデザイナー- 初の密着ドキュメンタリーが公開
-孤高のファッションデザイナー-
初の密着ドキュメンタリーが公開
2018.01.11
© 2016 Reiner Holzemer Film - RTBF - Aminata bvba - BR - ARTE
“ドリス・ヴァン・ノッテン”
ファッション業界人でなくとも、ファッション好きなら一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。世界中のファッショニスタやセレブリティやたちに愛されるファッションデザイナーである。その孤高のファッションデザイナーと言われる彼の初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』(「DRIES(原題)」)が今週末1月13日(土)より公開される。
本作品の監督自身が3年にもわたる取材交渉の末に撮影許可を取り付け、ドリス本人を1年間密着した初のドキュメンタリー映画が完成した。世界中に特注した色鮮やかな生地サンプルをチェックしたり、アントワープ郊外にある邸宅で花いじりや家庭菜園を行うプライベートまで、美しいものに徹底したこだわりを持つドリスらしい生活が露わになる。
監督は『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』(99)などで有名なドキュメンタリー監督のライナー・ホルツェマー。また2013年にドリスの2014春夏レディース・コレクションで音楽を担当したイギリスのロックバンド、レディオヘッドのベーシストを務めるコリン・グリーンウッドが音楽を担当している。
花々やドレスなどの色鮮やかで美しいビジュアルと、ドリスの完璧主義の対比となるのであろうか、ぜひ世界に愛される孤高のファッションデザイナーの素顔を確かめに行きたい。(Text:TOKYOWISE編集部)
【STORY】
これまで、殺到する密着取材を断ってきた孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。ドリスのユニークな創作活動を支えるインスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者の彼がのぞかせた意外な素顔とは。これまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる夢のような93分が、今、始まる!
<上映情報>
『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』
▪️公開日:2018年1月13日
▪️監督:ライナー・ホルツェマー『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』
▪️音楽:コリン・グリーンウッド(レディオヘッド)
▪️出演:ドリス・ヴァン・ノッテン、アイリス・アプフェル、スージー・メンケス
2016/ドイツ・ベルギー/ドイツ語/カラー/ビスタ/93分/日本語字幕:古田由紀子 <G>
▪️提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム
▪️URL:http://dries-movie.com/
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
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