草間彌生、奈良美智、杉本博司の作品も!
『現代美術に魅せられて-原俊夫による
原美術館コレクション展-』開催

2018.01.01


1979年日本における現代美術館の先がけとして開館した原美術館。創立者・現館長の原俊夫氏は、現代美術の発展と国際交流に情熱を傾け、様々な展覧会を開催する一方、コレクション活動にも力を注いできた。本展は、ひとつひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1000点の中から、原氏が初めて自ら選びキュレーションするコレクション展示。1970年代後半より80年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期の2期に分け、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。原美術館の歴史を物語る貴重な作品の数々にふれるチャンスをお見逃しなく!

■出品作家
※展示の内容は変更する場合がございます。詳細は後日ウェブサイトで発表します。

【前期】 アメリカの作家では、戦後絵画に大きな影響を与えた抽象表現主義のジャクソン ポロックやマーク ロスコ、その後続世代を代表するロバート ラウシェンバーグやジャスパー ジョーンズ、世界を席巻したポップアートの代表者であるアンディ ウォーホルやロイ リキテンシュタインなど。そして、前衛的・実験的精神に溢れたヨーロッパの作家たちとして、絵画のジャン デュビュッフェやカレル アペル、彫刻のアルマン、セザール、ジャン ティンゲリーなど。日本の作家では、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子など。また、今も現役で活躍する作家たちでは草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥。さらに世界に影響を与えたアジアの作家として、ナム ジュン パイク、艾未未(アイ ウェイウェイ)。

【後期】 安藤正子、荒木経惟、ヤン ファーブル、加藤泉、ウィリアム ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン トーマス、アドリアナ ヴァレジョン、やなぎみわ(予定・調整中)。

(Text:TPDL)

<開催要項>
展覧会名:現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展
会期:前期 1月6日(土)〜3月11日(日)/後期 3月21日(水・祝)〜 6月3日(日)
主催・会場:原美術館 
開館時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜(祝日にあたる1月8日、2月12日、4月30日は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)、3月12日(月)〜 20日(火)、5月1日(火)
入館料:一般1,100円/原美術館メンバーは無料

原美術館
住所:東京都品川区北品川4-7-25
Tel:03-3445-0651(代表)
http://www.haramuseum.or.jp

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