2002日韓W杯でも活躍したリバウド氏 photo/Getty Images

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2008年にクリスティアーノ・ロナウドがバロンドールを受賞して以降、これまでリオネル・メッシとロナウドの2人がサッカー界を支配する構図が続いている。あらゆる記録を塗り替えてきたメッシとロナウドは歴史に名を刻む選手であり、これほど凄い選手は過去にいなかったかもしれない。

しかし、バルセロナなどで活躍した元ブラジル代表FWリバウド氏は、自身の現役時代の方が凄い選手が多かったと主張している。スペイン『MARCA』によると、同氏もメッシとロナウドの2人を素晴らしい選手と認めている。しかし他の選手に関してはそれほどレベルが高くないと感じているようで、今自身が現役選手ならバロンドールをもっと獲得できたはずと語っている。

「私の現役時代には多くの優れた選手がいた。私もそうだし、フィーゴ、トッティ、デル・ピエロなどね。もし今私がプレイしていれば、もっと多くのバロンドールを獲得できただろうね。クリスティアーノ・ロナウドとメッシの存在は他の選手がそれほど良くないことを示している。彼らは試合数以上の得点を決めるが、これはあまり正しいものではない。今はネイマールが少し話題になるくらいで、以前ほどクオリティの高い選手が多くないんだ」

リバウド氏も1999年にバロンドールに選ばれているが、当時の方がバロンドールを獲得するのは難しかったのだろうか。メッシとロナウドの支配が続く現状に、ブラジルサッカー界のレジェンドは疑問を抱いているようだ。